riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">女性作曲家</span>



 朝日新聞「ニッポン 人・脈・記」は今、「ピアノが見た夢」

 第1回目は誰でも子供の時に知る「乙女の祈り」作曲したのはテクラ・バダジェフスカポーランドの女性。なのに、ポーランドでは無名。

 なぜポーランドで忘れられたのか。「その原因は、当時の評論家の偏見にあったと思う」19世紀の音楽事典は「乙女」の作者をこう酷評していた。「浅薄な素人くささを超えられなかった」。

 母となったバダジェフスカは30以上の曲をつくった。大半は歴史に埋もれ、弾く人もなかった。その楽譜を宮山は見つけ出した。「乙女の感謝」「田舎小屋の思い出」「母の祈り」「かなえられた祈り」……。

 「彼女は何を祈ったんでしょう。幸福な一生だったのか。祈りはかなえられたのか」。音楽プロデューサー宮山幸久は思いをめぐらせる。

 「24日にキングレコードから出るCDは、おそらく彼女の世界初の作品集だ。17曲を弾くのは、日本のコンクールで優勝したロシアの新鋭ピアニスト、ユリヤ・チャプリーナ(20)。祖母にポーランドの血が流れている。」 

 音楽座のミュージカル「マドモアゼルモーッアルト」は大好きな作品。あのモーッアルトは女性だったという漫画が元になっている。

 メンデルスゾーンの妹も作曲している。子供の時、「仕立て屋も料理家も男性だ、何でも男の方が上手い」と思い込まされたが女性は教育を受けるチャンスがなかっただけと後で知った。もっとひどいのは女の子は生理が始まると成績が下がると女性が言っていたこと。

 最近女性の数学者だったか、「女性は男性の15倍努力しないと認められない」と言っていた。

 8月に「女性作曲家音楽祭2007」が行われた。聴かれた方があったら教えて下さい!

 「6世紀 52人、17世紀 69人、18世紀 184人、19世紀 1,103人・・・アーロン・コーエンが編纂した「女性作曲家事典(第2版)」(1987年刊)にはトータルで6,195名のいわゆるクラシック音楽の分野で作品を書いた女性作曲家たちが挙げられています。それらの中には優れた実力の持ち主が数多くいたにもかかわらず一般にはその存在が知られていません。その理由はただひとつ。無名ゆえにほとんど演奏されないためです。5日間合計 12のコンサートを通じて、そうしたものから厳選し、心ゆくまで聴いていただきます。我が国では空前絶後となるであろう催しをくれぐれもお聴き逃しなきよう。」

 「日本国憲法に男女平等を盛り込もうと尽力したベアテ・シロタさんのお父さんレオ・シロタは「リストの再来」と言われた著名なピアニスト。 父も母も1917年のロシア革命ユダヤ人排斥によって国に帰れなくなった。

  ハルビン公演を聞いた山田耕筰が1928年5月18日、ホテルを訪れ、日本での公演を依頼。レオはその年に訪日して一カ月で16回の公演を行ない、訪日中、山田耕筰はレオを東京音楽学校(現・東京芸術大学)教授に招聘した。」