riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">黒田人形浄瑠璃伝承舘</span>





2007/08/13
黒田人形浄瑠璃伝承舘

 三国志のイベントの後に桃園の会の千草さんが案内してくださった黒田人形浄瑠璃伝承舘の外観。大変見事な大木造建築でカメラに収まりきれない。しかも玄関側でなかった。昔からの舞台も健在だが長居して暗くなり撮影不可能になってしまった。「芝居」と言うように昔はお寺や神社の境内で露天で鑑賞したものだ。



 千草さんは「もしかしたら人形をさわらせてくれるかもしれない」とおしゃったがそれどころでなかった。お言葉に甘えて操ったりついには副座長の井坪さん親子の実演が始まった。この様子は8月11日のブログにアップ。

 参加者の中には教えてもらって初めてなのに上手に人形を操作する方もいた。さすが皆さん熱心で感心。不器用な私はちょっとさわるくらい。結構重くて後ろから操るので人形の表情は分からず難しい。10年の年季が必要だ。



 この黒田人形の女性の頭は淡路人形と違う髪の結い方が興味深い。曲げの部分が簡略にするためか紙なのである。



 柳の精。切り倒されるはずの柳の木が助けられてその人の妻となり、子を産む話。哀しい後日談がある。操演していた井坪さんのお顔が痛切な柳の精となった。プロの操演にない感動を受けた。





 実演してくださった井坪さん。お父さんの司朗がおっしゃるように悲しい話が多い人形浄瑠璃飢饉、間引き、お上の為に犠牲になるなどの封建社会に生きた人々の思いの発露かな。

 井坪さん、ありがとうございました。

 フランス人がテレビで「にんぎょうじょうるり」と日本語で話していた。
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 ミュージカルグロブで2位になっていて驚愕、読んでくださった皆様ありがとう。

 今はどんと下がっています。






最終更新日 2007/08/14 01:42:40 PM