riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">悲夢</span>





悲夢を観ました。http://www.hi-mu.jp/m/index.html


キム・キドク監督は「春夏秋冬そして春 を観て映像の美しさと独特のパワーにファンとなりました。

ベルリン映画祭銀熊賞を受賞した「サマリア」、ヴェネチア映画祭銀獅子賞の「うつせみ」、米軍基地を描いた「受け取り人不明」「絶対の愛」「悪い男」 など観てきました。


今回はオダギリが出るというので楽しみに行きました。
でも観ているうちに苦しくなり嘔吐しそうになってしまったのです。

それは私の体調にもあったのですが映画の中で激しい自傷行為があったので。こんなことは初めてでした。

相手を思いやって寝ないようにするために傷つけるのです。

翌日は友人と「オーストラリア」の試写に行くはずでしたがもしうつるものならと断念しました。風邪ではなく花粉症のせいかもしれません。帰宅して寝てばかりいたので猫が張り付いていました。

猫ってあんなに夜中色々来たり去ったりしてるのですね。4匹いるので。

ニコール・キッドマンの「オーストラリア」 を観た友人は行ってよかったと言ってます。

「悲夢」は交通事故から始まるのも怖かったです。
誰にでも起きうる事ですから。

でも主人公男女が仕事している姿や小道具の使い方、日本の舞踊にもある蝶の道行きのような結末、うまいです。

初めオダギリだけが日本語喋ってるのにも気がつかないぐらい自然でした。こういう手があったのですね。さすがです。

オダギリさんって誠実そうな可愛い声ですね。ファンはしびれるでしょう。「パッチギ」や「揺れる」もよかったですね。


映画は、別れた恋人の夢を見続ける男(オダギリ)と、その男が見た夢の通りに行動する夢遊病の女(イ・ナヨン)が出会い、恋に落ちる悲恋劇。

 ベルリン映画祭銀熊賞を受賞した「サマリア」、ヴェネチア映画祭銀獅子賞の「うつせみ」などで知られる韓国のキドク監督。大ファンだというオダギリさんは、「人間のドロドロとしたみじめさ、残忍さ、人に見せたくない部分をさらけ出して美しく描けるのは、世界でもキドク監督だけ」と絶賛した。

 一方、キドク監督は、「まず、オダギリさんの出演が決まって、次に女優を選んだ。私の映画は激しく残忍なシーンが多いので、出演のオファーを断られることが多いのに、今回は韓国のトップ女優たちから、次々に出演したいと連絡がきた」と、韓国でのオダギリ人気を披露した。

 オダギリさんは、今年1月の韓国での撮影直前に、女優の香椎由宇さんとの結婚を発表。キドク監督は、「『海外に行く前に彼女を安心させたい』と聞いて感心した。国ごとに女の人がいるかもしれないけどね」と笑顔をみせると、オダギリさんは、「海外に行くと、お互いのことをより気遣える。思いやりが一番大切」と話した。

以下はイ・ナヨンインタビュー
 《オダギリさんと話さなくても通じた》

 世界的な韓国の映画監督キム・ギドク(48)と日本の俳優オダギリジョー(32)が組んだ韓国映画「悲夢(ヒム)」。日韓の俊英とともに、韓国の女優イ・ナヨン(29)は、男が見た夢に操られるヒロイン役を感情豊かに演じた。オダギリとは韓国・ソウルの撮影現場で「無理に話そうとしなくても通じ合うものがありました」と息の合ったところを見せた。

 冒頭から観客は不思議な感覚に包まれるかもしれない。オダギリ演じるジンは、韓国人を相手にずっと日本語で話している。一方のイ・ナヨン扮(ふん)するランやほかの人物はすべて韓国語。しかし通訳を介さずに、なぜか互いの言語を理解し合いながら物語は進む。映画ならではのマジックだ。

 「事前にオダギリさんのセリフの意味を理解し、最後の言い回しを覚えておくのです。オダギリさんがその部分を言い終わったと同時に自分が言うようにしました。感情をぶつけるセリフが多かったので、相手との呼吸が大事でした

キム・ギドク監督が描き出す、新たなオダギリ ジョー
せつない“夢”に翻弄される男女の狂おしい愛を描いたラブストーリー『悲夢』。日本・韓国が誇る優れた才能が結集した、奇跡のコラボレーション作品。
主演は、日本を代表する俳優として韓国でNO.1の人気を誇るオダギリジョー。監督は、『サマリア』(ベルリン映画祭銀熊賞受賞)、『うつせみ』(ヴェネチア映画祭銀獅子賞受賞)といった作品が絶賛され、“世界がもっとも注目する監督”のひとりとして熱狂的な信者を多くもつ鬼才キム・ギドク。本作が海外の監督との初顔合わせとなるオダギリは、苦しい愛に引き裂かれ夢と現実の間を移ろう男・ジンを、いままで見せたことのない多彩な表情で見事に演じきり、キム・ギドク監督の全幅の信頼を手にしている。また、共演は『私たちの幸せな時間』『英語完全征服』などでその美しい横顔を見せてきた実力派イ・ナヨン。「俳優としてオダギリさんからは学ぶ点がとても多かった」と語る彼女は、男の夢に呼応して破滅へと突き進む夢遊病の女・ランに扮し、オダギリとぴったり息の合った凛々しい演技を見せる。