riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">13代目仁左衛門孫右衛門の巻・ 登仙の巻</span>


http://movie.blogmura.com/moviereview/

3週間、13代目仁左衛門のドキュメントのために同じ小さな映画館に通い、最後は孫右衛門の巻・ 登仙の巻でした。

神々しいような13代目仁左衛門に巡礼してる様な気分。

お若い時は恵まれなかったかも知れないが御家族の献身的なサポート、御贔屓の皆さんに支えられお幸せだったでしょう。

もう目が御不自由になって花道から落ちたこともある「恋飛脚大和往来」。

はっきり言うととんでもないダメ息子の為に苦しむ老父。
現代には尚更あるような事件。

親子の情が重なる「恋飛脚大和往来」

タイムテーブルhttp://www.recete.jp/eiga/web004.html
より 孫右衛門の巻
86分


第 5 部の冒頭の場面は、昭和 63 年 4 月 6 日、歌舞伎座の楽屋。仁左衛門の写真集『風姿』が出版された折のインタビュー光景。仁左衛門我當秀太郎、孝夫、進之助、太郎。聞き手は水落潔。同年 11 月 14 日、仁左衛門脳梗塞で倒れたが 12 月には舞台に復帰。その翌年、 86 歳になった仁左衛門は視力障害も進み、ほとんど視力を失っていた。平成元年 9 月 29 日、歌舞伎座にて稽古 1 日目。中兵衛の孝夫と八右衛門の我當に稽古をつける仁左衛門。そして孫右衛門の稽古をする仁左衛門。平成元年、 10 月 1 日の舞台稽古。視力の弱い仁左衛門のために、花道の端に目印の赤いランプがセットされた。しかし仁左衛門には見えていなかった。

登仙の巻
仁左衛門、 88 歳から 90 歳で亡くなるまでの舞台、生活の記録を収めたパート。平成 3 年 11 月、新装となった京都の南座で顔見世興行が行われる。出し物は『桜門五三切(さくらもんごさんのきり)』。平成 4 年 2 月、南座での『江戸錦両国八景(えどりょうごくはっけい)』「荒川の佐吉」で相模屋政五郎を演じた。同年 10 月、御園座での『元禄忠臣蔵』、 11 月歌舞伎座『桜門五三桐』の五右衛門。 12 月、南座の顔見世『菅原伝授手習鑑』の「車引」。平成 5 年 2 月、東京明治座での新築開場。『寿式三番叟』の翁を舞う。 4 月、歌舞伎座の「御浜御殿綱豊卿」。 11 月京都南座での『鬼一法眼三略巻』。 12 月、南座での『八陣守護城』。仁左衛門はこの舞台を 22 日までつとめあげ、 94 日目平成 6 年 3 月 26 日、嵯峨の自宅で亡くなった。満 90 歳であった。


『八陣守護城』は昨年暮れに南座我當秀太郎、孝夫、進之助、愛之助で観たばかり。

『桜門五三桐』は歌舞伎らしい華やかな舞台。理屈抜きで楽しむ舞台でしょう。
今もこの長いドキュメント見るために集まってきた観客。映画館のスタッフにもお礼言いたい。