riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">大川橋蔵と美空ひばり</span>



  
  


これは玉三郎の「鷺娘」ではありません。
昔の歌舞伎解説の方も本物の女性がいると思ったほどでした。



わ、これは初めて観ました。映像が悪いのですが、二人の映画は観たことがありますがこれは舞踊です。

二人の最初の映画は「笛吹き若武者」敦盛の話でした。
テレビ視聴です。

ひばり さんは男役もやるし歌は何でも歌えましたね。ジャズやオペラアリア、題名のない音楽界で披露してました。

もっと遅く生まれたら演歌がメインでなくジャズやポップスでしょう。

橋蔵 親分が女形出身で菊五郎劇団にいた事や、六代目菊五郎の芸養子だったこと(六代目の妻の養子となり丹羽姓を継いだ)早くしてなくなったとき、六代目の芸風を一番よく受け継いでいると言ってくれた方がいました。

私も歌舞伎チャンネルが始まったころ歌舞伎で女形の舞台をちらりと見ることができました。

受験期に「新吾十番勝負」 の原作をこっそり読んだ思い出があります。


六代目の薫陶を受け、六代目がもっと長生きしていたら映画界に行かなかったかも知れませんね。

梨園の御曹司でないので難しい面があったでしょう。

私が橋蔵さんを知ってるのは母がファンだったからです。
もう18年もテレビで銭形平次を演じていたことも御存じない方も増えているでしょう。

平次親分をやりながらも舞台に立って藤娘や源氏物語など演じていました。藤娘は観ましたが源氏を観ることはかないませんでした。

橋蔵さんにとり舞台が命だったのでしょう。
撮影場では同じメニューばかり召し上がっていたそうですからよくなかったでしょうね。

彼が六代目から受けた女形の修行、ごまかせないようにパンツ一枚で踊る、足の間に紙をはさんで落ちないように踊る、レモンが甘く感じるまで稽古、舞台に出る前は氷で手を冷たくして出る、立ち役に愛しいと思ってもらえるように。そんな芸談を読みました。

橋蔵さんは55才でなくなってしまいました。
渋くなりかかりの所で、…舞台をもっと観たかったです。
二男さんが舞台に立っています。

京本政樹さんがよく彼から演技や化粧を教えてもらったと話されています。うれしい事です。

舟木一夫さんもそうですね。

演技が上手い方はメーキャップも上手い。仁左衛門さんの息子さんの孝太郎さんが「玉三郎お兄さんのメイクはアートです」とおしゃってました。
大浦みずきも橋蔵も同様です。

先日仁左衛門さんが橋蔵さんの舞台で歌舞伎座で初めて主役をやらせてもらったのがうれしかったと言っておられました。これは知りませんでした。

亡くなった藤間紫さんも共演していて晩年、橋蔵さんのことをもっと知ってほしいとテレビで言っておられました。

なんと泉鏡花と橋蔵のお墓は同じ都営雑司谷霊園 にあるそうです。
http://blog.livedoor.jp/yakiba0985/archives/2008-07.html