<span itemprop="headline">人形舞ホリヒロシ</span>
人形劇平常(たいらのじょう)の公演「毛皮のマリー」が多治見であります。2004年に日本人形劇大賞・銀賞を最年少で受賞。観たいのですがちょっと遠いしこの話は苦手です。天守物語もレパートリィにあるとは、お若いのに。
三国志の川本喜八郎さんの講演に行った時も平常さんの公演は見られず、最近も近くで公演があったのに、見逃していました。残念。飯田の喜八郎美術館で観た人形操演記事はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/18431595.html 川本喜八郎公演会
http://blogs.yahoo.co.jp/shishi5235/18431595.html 川本喜八郎公演会
今、神戸ファション美術館でホリ・ヒロシ展開催中です。
ここで観た扇美術展はその種類や展示の量に歓喜するほどでした。
天から陽気が降ってくる―ホリ・ヒロシの華麗なる舞台・映画衣裳と人形たち―
2009年10月22日(木)-2010年1月11日(月・祝)
ここで観た扇美術展はその種類や展示の量に歓喜するほどでした。
天から陽気が降ってくる―ホリ・ヒロシの華麗なる舞台・映画衣裳と人形たち―
2009年10月22日(木)-2010年1月11日(月・祝)
観に行けそうもないです。随分前に一度、生で人形舞を観ました。
ホリヒロシ化身
ホリヒロシ化身
共に舞うことで、人形に魂を入れる――。それがホリ・ヒロシの『人形舞』である。据えられていた時は、無機質に感じた人形が、刻々と表情を変え、まるで生きているように見えてくる・・・
そして、髪を飾る『かんざし』が、人形の"命"を表現する。
ホリ・ヒロシのアトリエには、アンティークのかんざしのコレクションがある。古い物でおよそ300年前のもの。江戸期の職人の仕事が光る逸品ばかりだ。これらはすべて、人形を生かすための小道具として使われている。「人間は、じっと立っているだけでも震えている。微妙な震えがかんざしに伝わると、じっと止まっていても何かを耐えて止まっているように見えたりする。人形がただのモノでなくなる面白さ。かんざしも重要なファクターだと思う」――かんざしに対するこだわりをホリは説明してくれた。
源氏物語の人形の目は金泥、これが又ぞくっとするほど素敵です。
大笑いした訳は
末摘花の技量のなさを表現した「ああ、かろころも」
末摘花の技量のなさを表現した「ああ、かろころも」
末摘花には6首の歌があるのだがそのうち3首までも「からころも」が使われている。もう古臭い、手垢にまみれた歌語を頻発する彼女。歌の内容も…末摘花の歌にあきれて源氏が詠んだ歌
唐衣またからころもからころもかへすがえすもからころもなる 光源氏
唐衣またからころもからころもいつまでたってもああからころも 万智訳
皆に笑いものになっても大真面目だったのだろう。
瀬戸内さんが万智さんに「源氏」の中で誰が好きかと問われて朧月夜と答えると「じゃ、相当あなた、悪い子よ。」ここも面白い。
私は特に誰が好きとか、嫌いとかなし。そこまで読み込んでないのだけの話かな。もう私は映画演劇の舞台のイメージが染み込んでしまった。
沢田研二 も源氏を演じてた。ほっそりした若い時に。
舞台だけ観るとその後の藤壺がしたたかに罪の子を帝にしていく所は想像しがたい。