riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">魯山人の宇宙展と白髪一雄展</span>


先日、平常の人形劇鑑賞の折、ちょうど招待券も頂ていた高浜市やきものの里かわら美術館の魯山人の宇宙展と藤井達吉現代美術館の白髪一雄展を鑑賞してきました。
魯山人は子供の時からその名が轟いていていました。料亭八勝館が魯山人の食器で出すということでお馴染みでしたが高級で私は入ったことがありません。八勝館もどんどん敷地が狭くなって。

この展覧会は近年アメリカから里帰りした未使用の優品「カワシマコレクション」 と実際の使用され「用の美」としての経歴を有する「笠間日動美術コレクション」 からなっています。
前に高島屋で見たほうがよかったような。
魯山人の邸宅の写真が気になりました。
花の絵があったのが珍しかったです。
ピカソは下手だ という魯山人の言葉に(笑)
チラシが光っていて見ずらいです。




左はかわら美術館側からみた公園、焼き物がいっぱい。
美術館前には巨大な焼き物のシャチホコ、常設展では中国、韓国、日本の瓦の展示。
隣のお寺の観音さんも見えています。右は公園隣の高浜市介護予防拠点施設サロン赤窯、かわらを焼いた窯の煙突も見えます。
ここで解説してもらいました。
世界のどこにもなかった塩焼き瓦

高浜市指定の有形民俗文化財「塩焼瓦窯(赤窯)」
左が赤窯の内部です。昭和30年代に築かれた窯、今は観光用です。
塩が釉薬となって窯の中がピカピカと綺麗でした。

三州瓦の産地です。いぶし黒焼き瓦窯「だるま窯」 も復元されています。右の写真、木造のサロンの隣の丸いコンクリートの窯です。






この美術館は前に大道あや を鑑賞しました。
トイレットペーパーの包み紙にも可愛い鬼瓦の絵が付いています。
灼熱の女流画家桜井浜江と大道あや展







外観も現代的な藤井達吉現代美術館の前には立派なお寺や黒塀の建築。これは九重みりん でした。
また隣には清沢 満之記念館 があるのを知りました。
清沢 満之は名古屋生まれですがこの碧南の西方寺(立派!)の住職だったのですね。





左は西方寺、奥に清沢 満之記念館、右の看板のある平屋の方が九重みりん館、両方とももう閉館でした。

隣の知多半島半田 にはミツカン酢の里や(クロサワの映画姿三四郎ロケ地)、旧カブトビールの赤レンガ工場、洋館などがあります。
海水浴場で有名な 内海 は江戸時代、千石船も通っていて、その豪商の邸宅も見学したことがあります。




白髪一雄は日本におけるアクション・ペインターの先駆け(1924-2008)具体美術協会の代表的な画家であり、戦後の美術を語る上で欠かせない存在です。白髪はキャンバスを床面に置き、その上を滑走するようにして足で描くという独自の手法により、力強く躍動感のある絵画を達成しました。その行為と物質が結びついた絵画は、世界的にも高く評価されています。白髪は具体美術協会解散後も精力的に活動を続けていましたが、2008年に惜しまれながらも亡くなりました。  

常設の藤井達吉 の梅花 ふる里乃歌絵巻画などお人柄でしょうか、温かい感じで好きです。画像がなくて残念です。写真撮ってもいいか聞けばよかったのですが。

天然酵母のパンのサンドイッチを出すカフェもあったのですが夕食時になり家路に。
ここは知人お勧めの美術館なので一度は来たかったところです。
帰りは大府あたりで渋滞に巻き込まれ二時間以上かかってしまいました。半田から高速に乗ればよかった。
結局、夕食の支度は出来ず家人は先に済ませていました。