riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">クリント・イーストウッドのトゥルー・クライム</span>





この映画はBSで放送していて偶然観ました。こんな映画があったとは、
冤罪の死刑囚の死刑執行まで12時間を切る、冤罪を晴らすために!
スリルとサスペンスでした。

冤罪は他人事ではありません。ある日突然逮捕されたら、
日本ではすぐ弁護士も呼べないで孤立無援、相手は国家権力なのです。
冤罪には有名な事件がいくつもあります。
後藤昌次郎『冤罪』(岩波新書,1979);

菅家利和さんの足利事件は最近話題となりました。
名張ぶどう酒事件もあります。


アメリカの死刑は日本と違い事前に告知し被害者や死刑囚の家族まで執行を見守る。「デッドマンウォーク」観た時に知り驚いたものです。
日本は終わってからひっそりと新聞に出るだけ。

厳罰化しても犯罪はなくならないし被害者家族の気持ちも平安にはならない。

監督・製作・主演の クリント・イーストウッド も私生活は色々あるそうですがこの記者も最近は酒とデスクのボブ(デニス・リアリー)の妻にまで手を出す女グセの悪さのせいでスランプ続きという設定。

この記者の子供と死刑囚の子供の愛らしいこと、しかも記者の子供はクリント・イーストウッドの実の娘。彼女の母で元恋人のフランシス・フィッシャー、現在の妻のダイナ・イーストウッドなど、イーストウッドの家族の女性陣が特別出演!

ハラハラさせながら死刑や冤罪について考えることが出来るいい映画です。
チェンジリング」「グラントリノ」をのちに作っただけの事があります。



2010年(平成22年)4月27日に公布・施行された改正刑事訴訟法により、「人を死亡させた罪であつて死刑に当たる罪」については公訴時効が廃止されたため、公訴時効が完成することはない

これにより又又冤罪が増えるのではないかという懸念があります。

又こんなことも

いわゆる帝銀事件の被疑者・被告人とされた 平沢貞通 さんは、1955年4月6日に上告棄却判決の言い渡しを受け(最高裁昭和26年(れ)第2518号強盗殺人等被告事件)、1955年5月7日に死刑判決が確定した。
 その後、執行を受けることなく時が経過したため、「刑法31条及び32条により、 1985年5月7日を以て死刑の時効が完成するはずであるから、同日に平沢を釈放すべし」との人身保護請求を平沢さん及びその弁護人が東京地方裁判所に提出した。東京地裁は、請求の一部を却下、その余を棄却した。それに対し、請求人が最高裁へ特別抗告した事案である。
帝銀事件の平沢貞通さんの事案

時効が廃止
殺人などの死刑相当の凶悪犯罪の公訴時効が廃止されましたが、これは刑法の大原則である「法の不遡及」に反するのではないでしょうか?

死刑執行当日、無実の死刑囚を救うために奔走するヴェテラン新聞記者の姿を描くサスペンス。監督・製作・主演は「真夜中のサバナ」のクリント・イーストウッド。脚本は「チャイニーズ・ボックス」のラリー・グロス、「卒業白書」のポール・ブリックマン、「ディ-プエンド・オブ・オーシャン」のスティーヴン・シフ。原作はアンドリュー・クラヴァンの同名小説(創元推理文庫刊)。撮影のジャック・N・グリーン、音楽のレニー・ニーハウス、美術のヘンリー・バムステッド、編集のジョエル・コックスイーストウッドの常連。共演は「アウト・オブ・サイト」のイザイア・ワシントン、「ヴァンパイア 最期の聖戦」のジェームズ・ウッズ、「リアル・ブロンド」のデニス・リアリー、「ジャッカル」のダイアン・ヴェノーラほか。他に、イ-ストウッドの娘フランシスカ・フィッシャー=イーストウッド、彼女の母で元恋人のフランシス・フィッシャー、現在の妻のダイナ・イーストウッドなど、イーストウッドの家族の女性陣が特別出演。