riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">圧巻のドーム作品、ナンシー美術館2</span>



  


アンティークに惹かれた頃最初に魅了されたのがランプやガラス工芸。

ガレの次に有名?なドームの風景模様のクリスタルは日本のデパートや骨董店でよく見かけますからご存知の方も多いでしょう。

ここナンシー美術館の地下はちょっと暗いのですが天井から照明がさして、300点ものガラスがズラリ。これは圧巻。
私の他には一人ぐらいしか見学していませんでした。
ドーム兄弟
ドーム兄弟(Daum Fr醇Qres)は、19世紀 - 20世紀のフランスのガラス工芸家。兄オーギュスト(Auguste Daum,1853-1909)と弟アントナン(Antonin Daum,1864-1930)の2人。ドーム兄弟は、フランス、ロレーヌ地方のビッチの出身である。普仏戦争終了後の1872年、ドーム家はプロイセンの占領を避けてナンシーへ移住


1878年ドーム兄弟はガレの成功を目にしてガラス工房を始め、次々と新技法を開発しました。

1893年のシカゴ万博で注目を集め、1900年パリ万博においては、ガラス部門で大賞を獲得し、ガレと比肩する成功を収めました。

ドームの工房には、画家のアンリ・ベルジュ、ステンドグラス作家ジャック・グリューベル、金工家エドガール・ブラント、木工家ルイ・マジョレル、そしてパート・ド・ヴェール作家のアマルリックワルターなどが参加し、共同製作を行いました。

ジャック・グリュベール(1870~1933)(1枚目の画像、クレマチスの花器)アルザス生まれ。普仏戦争のためナンシーに疎開。後にパリで著名画家ギュスターヴ・モローに師事した。1894年、ナンシーに戻りドーム工場でガラス装飾に従事。音楽家ワーグナーの楽劇に影響を受け製品のモチーフと …


  

98~99年「地球の歩き方」では、ナンシー派美術館の有名なガレデザインの家具をナンシー美術館としてあるのにナンシー美術館の説明はない。


  



  



  



右、載せきれなかったナンシー派美術館のバラ




ナンシー派美術館の建物と庭のアーチ