<span itemprop="headline">玉三郎と名城・堀川まきわら祭り</span>

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昨夜のBSザ・スターの玉三郎、最後は井上陽水の歌で玉置浩二とのデュエットでした。ワイダ監督談話、お義母さんからの手紙など で（゜-Å) ホロリ

玉三郎は歌舞伎の御曹司ではないので、今、歌舞伎で立女形、真ん中に立つこと自体が奇蹟です。
御曹司でも父を失えば孤立するのは昔の猿之助を観ればわかります。

最近、演劇ブログで話題の中川右介著「坂東玉三郎歌舞伎座立女形への道」と「十一代目團十郎と六代目歌右衛門　悲劇の「神」と孤高の「女帝」 を読みました。

十一代目團十郎（長男だけど成田屋の養子に）と幸四郎、松緑とが兄弟なんて
昔から不思議でした。似ているとは思えないけど。

以前から玉三郎の鷺娘は歌舞伎ではないと言う評論家に怒りすら感じていました。そしてなぜあの歌右衛門を絶賛するのか、不思議でなりませんでした。

玉三郎が歌舞伎に出ないことや相手役が限られていることを批判していた記事も覚えています。出ないのではなく阻止する力が働いていたのです。
その間、玉三郎は世界のワイダ監督の映画に出たり、ヨーヨーマやジョルジュ・ドン、ベジャールらと共演していました。

私が観た歌右衛門は晩年でとても綺麗とは思えないし引き込まれることはありませんでした。母も歌右衛門より梅幸の方が好きでした。

歌右衛門の死後、ようやく彼には政治力があったと言う声が届くようになりました。私にはですが。

中川さんのこの二冊を読んで納得できました。歌右衛門の秘密。

玉三郎の感性、鍛練、覚悟！
いつ辞めてしまうかわからないので出来る限り見たいのです。
今日ダメなら明日はお客様は来てくれないとか、夢を壊すから、納得できない状態で舞台には立てない…

玉三郎自身も、海老蔵も言っているように普通の幸せは棄てて、芸道に励まなければあれだけの舞台は出来ない、玉三郎が登場すれば空気は一舜にして変わり、観客はどよめく。

よく言われるのですが同時代に生きて同じ空間にいられてなんという幸せでしょう。
異空間に連れて行ってくれる稀有な方です。
多彩なゲスト、堤真一（天守物語の獅子のなかに！）中村獅童、椎名林檎（ステージで鷺娘！）、樹木希林、川平慈英（ロミオ、観たかったです）、赤井英和、尾上菊之助、市川海老蔵、中田英寿、とくにあのハゲタカの真山仁 さんとのことは知りませんでした。あのドラマハゲタカ、大好きでした。
映画ハゲタカも観ました。
記事アップしたら主演俳優大森南朋さんから楽天ブログにTBもらいました！

昨夜名古屋開府４００年を記念した「名城・堀川まきわら祭り」を観に行きました。

３７７個のちょうちんを飾り付けた「まきわら船」２隻が、許可を得て外堀に。
初めて見る風景です。

さらに、宮の渡し(熱田湊)から朝日橋(堀留)までの堀川と外堀を「まきわら」でつなぐことにより、名古屋城の保全・活用と堀川の浄化・再生を盛り上げるイベントだそうです。

五時からは今、話題の名古屋おもてなし武将隊も登場したそうです。