<span itemprop="headline">玉三郎 阿国歌舞伎夢華おくにかぶきゆめのはなやぎ</span>
左は南座近くの不思議なビルです。
阿国歌舞伎夢華おくにかぶきゆめのはなやぎの名古屋公演は2007、10でした。
今回は海老蔵に変わり奇しくもゴールデンコンビ復活、もう最高でした。
花道に女歌舞伎が並んで華やかこの上ありませんでした。三階席の上手横なのでこれはよく見えました。
阿国の黒地の着物は後で白地の大きな柄に変わりますが桃山時代のモダンさが出ていますね。かつら立て兵庫もすっきりお似合いです。
夜の部の仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)七段目祗園一力茶屋の場
遊女おかる(玉三郎)と寺岡平右衛門 (仁左衛門)もテレビでは観たことがありますが生は初めて。もう長年のコンビで笑わせて泣かせて00点満点です。
遊女おかる(玉三郎)と寺岡平右衛門 (仁左衛門)もテレビでは観たことがありますが生は初めて。もう長年のコンビで笑わせて泣かせて00点満点です。
兄妹役なのにじゃらじゃらしてとても可愛い、若い~
夫勘平の無念の死も知らないお軽の哀れさ。
ういろうが売店にありました。名古屋人はういろうが大好きですが他の地方の方はあんまりお好きでないようですね。
羽衣(はごろも)
以前、玉三郎と愛之助で観ました。もともと、観音様のような玉三郎丈なのであの美しさは忘れられません。
羽衣(はごろも)
以前、玉三郎と愛之助で観ました。もともと、観音様のような玉三郎丈なのであの美しさは忘れられません。
■あらすじ
春爛漫の京都の野。阿国と女歌舞伎役者たちが乱で命を落とした人や阿国の恋人だった名古屋山三の鎮魂のために念仏踊りを始めると、今は亡き恋人「名古屋 山三」(仁左衛門)が現れ、阿国と舞い始める。やがて「名古屋 山三」(仁左衛門)は阿国が斬新なスタイル歌舞伎踊りをリクエストする。うたかの夢の中で阿国が喜びの舞を踊っている間に「名古屋 山三」(仁左衛門)は「黄泉の国(よみのくに)」へと旅立っていく。
春爛漫の京都の野。阿国と女歌舞伎役者たちが乱で命を落とした人や阿国の恋人だった名古屋山三の鎮魂のために念仏踊りを始めると、今は亡き恋人「名古屋 山三」(仁左衛門)が現れ、阿国と舞い始める。やがて「名古屋 山三」(仁左衛門)は阿国が斬新なスタイル歌舞伎踊りをリクエストする。うたかの夢の中で阿国が喜びの舞を踊っている間に「名古屋 山三」(仁左衛門)は「黄泉の国(よみのくに)」へと旅立っていく。
この世の人でないので花道のすっぽんから現れ去っていく山三…阿国を包み込むような優しさ、
玉三郎丈の話によれば
「京都で念仏踊りを踊って出世して、その後人気が落ちて、三年間くらい姿を隠した後、もう一度大人になって返り咲いてきた頃の話なんです。
「がむしゃらな時代をエネルギーで生き抜いてきた女というよりも、もう少し大人になって洗練され、思い出というものを考えられるような女性です。昔の事や名古屋山三の事を懐かしんで、儚い・寂しいと思うけれど、自分の弟子たちの顔を見て、やっぱり踊っていかなきゃいけないんだ、というところで幕が切れます」
阿国を演じられるとき、一番思う事は―――
“女性でありながら演じる”という事でしょうね。
ここでの阿国は、京都で念仏踊りを踊って出世して、その後人気が落ちて、三年間くらい姿を隠した後、もう一度大人になって返り咲いてきた頃の話なんです。
ですから、がむしゃらな時代をエネルギーで生き抜いてきた女というよりも、もう少し大人になって洗練され、思い出というものを考えられるような女性です。
昔の事や名古屋山三の事を懐かしんで、儚い・寂しいと思うけれど、自分の弟子たちの顔を見て、やっぱり踊っていかなきゃいけないんだ、というところで幕が切れます。
朝、四条大橋を渡ろうとしたら、聞き覚えのある子供の声、歌舞伎の子役さんの練習でした。お母様は携帯観ていたのは台詞が書いてあるからなのでしょうか。