<span itemprop="headline">作家の猫</span>
雑誌連載時に断片的に読みましたがまとまるとやはりいいですね。
猫好きにはたまりません。
猫好きにはたまりません。
魯迅は猫を殺したりいじめたり。自分が飼っていた可愛い陰鼠を食べられたことから出会う限りの猫を!
ノラを泣いて探して、13年の内田百間
愛猫を剥製にした谷崎潤一郎
水木しげる「猫楠」 ロンドン留学時代猫とパンをわけあう熊楠。
猫よりも愛された牝猫コレット、すでに作家だったのにカフェ・コンセールで牝猫のパントマイムを演じていた。
東洋のロダン朝倉文雄と松、竹、梅
新米猫と仲良くさせるために、先輩と後輩の鼻面をかわるがわるなぜて双方の嗅覚を撹乱させてやること、そうすると同じ仲間の匂いがすると見えて決して引っ掻いたり火を吹いたりしないと勧めている。
愛猫がよその猫にいじめられると庭に飛び出して加勢したという幸田文
中島らもが逝く一年前、漏水が激しくなってきたミケに「どこにも行くな、死ぬんだったらこの机の下で死になさい]と何度か語りかけていたら本当に園通りになった。
兎の赤ちゃんがいる時に「この赤ちゃんは大事だよ」とミケにさとしていたら…
三毛の子供がちょっかい出そうとしたらミケがさっと前足を出して制した!
三毛の子供がちょっかい出そうとしたらミケがさっと前足を出して制した!
猫が「おれの罪を洗い流してくれるかもしれないなんて」泣けます。
などよい話が一杯。
猫の名作文学館も付いています。