<span itemprop="headline">わが心の歌舞伎座</span>
取り壊された歌舞伎座のドキュメンタリーです。
まだ雪が残りチラホラ降っているのに映画館は結構入っていました。
この映画みると、みなさん、歌舞伎座さよなら公演はすごいパワーで演じていらして勿体ない事をしたと後悔です。
吉衛門丈 の俊寛や盛綱陣屋(ここまで凄い演技はじかには観たことがありません)泣けます。
以下は玉様のお話ですが正確な表現ではないことをご了承ください。
やはり鏡花作品と阿古屋、揚巻の場面が登場。
鏡花先生の文章は難しいといわれるけれど一つでも心に残ったらそこから発展すればいい、(私も玉様の舞台観たおかげでやっと高野聖などが読めました。玉様は偉大な教師です)
天守物語…自分が思っていることを鏡花先生が書いているからそのまま、主人公として演じればいい。
天守物語 は人間界、 海神別荘 は自然界を描がいている。
海神別荘の玉様のティアラや衣装、これは舞台では見えない繊細で見事な物です。シネマ歌舞伎なら見えます。
阿古屋は琴、三味線、胡弓を弾く (明日、鑑賞に行きます)のですがその向こうに恋人を思う阿古屋の気持ちが見えてくる…
松本幸四郎丈は我が子を忠義のために殺してしまう松王丸の悲しい人生や弁慶の話を、好感のもてる話でした。
團十郎丈の弁慶の引っ込みは待っている人に受け止めてもらって荒い息使い。
助六は江戸一番のいい男と思って演じなければ出来ないなど。
今はお休みの猿之助や過去の名優、三階さんと言われるお弟子さんや脇の方たちの事、トンボの練習(主役に絡む取り手など)
歌舞伎の立ち回りは様式的で主役は立っているだけで?
脇の方が宙返り、トンボを切って盛り上げてくれます。
脇の方が宙返り、トンボを切って盛り上げてくれます。
goo映画より