<span itemprop="headline">わらび座ミュージカルカンアミ伝 血と祈りの花</span>
わらび座 のミュージカルを観ました。
右は以前の舞台「アテルイ」のCDです。
時々、NHKが舞台中継しています。
火の鳥鳳凰編など。
こういう舞台も放送しないと言うのでしょうか、NHKは(怒)
観たくても病気や遠方で行けない方もあります。
映画はDVDも出るし、CS,BSで放送してくれますが舞台は今でさえ少ないのです。
田楽(他の神様に捧げ豊作を祈る)猿楽(日本の古代芸能の上に、朝鮮、中国、シルクロードまでにつながる音楽や舞踏、手品やアクロバットを入れたもの)を演劇化した観阿弥、それを幽玄な能楽に発展させた世阿弥 の物語です。
わらび座らしくそれに当時横行していた人身売買を絡めた舞台です。
いつも休憩なしで伝統舞踊や太鼓でも楽しませてくれます。
型にはまったコピーでなく血の通った作品を低料金で楽しませてくれます。
型にはまったコピーでなく血の通った作品を低料金で楽しませてくれます。
脚本、演出、音楽、美術など、一流の方が担当。
今回の美術・衣装は朝倉摂。真摯な舞台で歌唱力も高い。
チラシには「民衆の中にあってこそ真の芸」と考える観阿弥と
1時間45分ぐらいの舞台ですから。
それより観阿弥と妖艶な舞踏手乙鶴の関係に耐える妻の話の方が大きかったようです。
権力者は残酷な物です。
歌舞伎や宝塚、OSKには能と同じ題材があります。
玉三郎やOSKの能レビューは忘れがたいものです。
大学に行ったら能のクラブがいくつもあってびっくりしました。