<span itemprop="headline">STOP浜岡原発</span>

　

にほんブログ村 演劇ブログ ミュージカルへ(文字をクリック)

　　
　　

西さんからのメールです。
　

みなさまへ　　　　　　　　　　西英子です。

本日１９日、名古屋市議会へ「東海地震が起こる前に浜岡原発の運転を停止する
ことを

中部電力に求める決議をする」ことを行うよう請願をしました。
事前に各会派の団長に対し紹介議員になってもらうよう要請していましたが、５
名の議員
が紹介議員になっていただきました。
委員会の審議は５月末か６月初めになる予定です。その際はお知らせしますので
、傍聴にお出かけください。
***********************************************************************

　請願書の全文は以下のとおりです。

請願事項
東海地震が起きる前に浜岡原子力発電所の運転停止を中部電力に求める決議を行
うことを請願します。

理由
（１）津波による浜岡原発の事故について　
東京電力は福島第一原発の津波の高さを５．５メートルと想定していましたが、
実際には１４～１５メートルの大津波が押し寄せました。東京電力は、「結果と
してみれば甘かった」と述べています（３月２３日中日新聞）。
　中部電力は従来、想定される津波は８メートル程度であり、発電所の周囲には
高さ１０～１５メートルの砂丘があるので、大丈夫としてきました。しかし、福
島第一原発の津波を踏まえて「高さ１５メートル程度の防波壁を２～３年後をめ
どに設置する」と発表しました。完成までに東海地震が起こった場合のことを考
えると、私たち市民はたいへん不安です。

（２）放射性物質による被害について
　浜岡原発は名古屋市域から直線距離で１２０キロメートルの位置にあります。
福島第一原発から飛散した放射性物質は、１２０キロメートル以上離れた茨城県
や宮城県においても、過去の最大平常値の２～３倍の値を示しています（４月７
～８日の測定値　文科省）。４月８日現在、福島原発から１００～２００キロメ
ートル離れた茨城県、栃木県全域と千葉県の一部でホウレンソウなどの出荷が制
限されています。このことからみても、浜岡原発で同様の事故が起きた場合、名
古屋が放射性物質で汚染されることが予想されます。
　４月３日、政府は今回の福島原発事故による放射性物質の漏れを防止するには
、数ヶ月を要すると発表しています。今後、放射性物質による被害がどこまで拡
がるのか予測できませんが、

浜岡原発で今回と同様の事故が起きた場合、名古屋
市全域で放射性物質による被害が発生することは確実です。

（３）

浜岡原発を運転停止にした場合でも、電力の不足は起きない
　１年間で最も消費量が多いのは、真夏のウィークデイの昼間の午後です。この
時間帯に浜岡原発が無くても電力供給が可能かどうかを、中部電力の平成２３年
度電力供給計画に基づいて計算しました。浜岡原発が無いとした場合の供給力（
２６３７万KW）は、真夏の最大消費電力（２５６０KW）を上回っています。した
がって、電力の不足は起きません。

　
以上のことから、名古屋市議会において、東海地震が起きる前に浜岡原発の運転
を停止することを中部電力に申し入れる決議を採択されるよう請願いたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
平成２３年４月１９日
　名古屋市会議長　中村孝太郎　様　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　請願人　 住所 　名古屋市天白区横町１０２－１
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 団体名　浜岡原発の運転停止を求める名古屋市民の会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代表　　西　英子