riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">広瀬隆 「いま福島原発で起っていること」</span>

 
たんぽぽ舎+『週刊金曜日』共催講演会           

広瀬隆講演会
いま福島原発で起こっていること

◆講  師  広瀬隆 「いま福島原発で起っていること」
       大東断 「電力浪費を見直そう」
       伊田浩之「原発震災を取材して」
       山崎久隆+鈴木千津子 「食卓にしのびよる放射能汚染」

◆会 場 東京・豊島公会堂池袋駅東口5分)

◆日 時 4月30日(土) 17時50分開演~21時10分(17時30
分開場)

◆参加費 1000円(うち200円はみんなで使える放射線測定器購入費に
充てます)

◆受 付 当日会場にて。先着順800名

◆問合せ 『週刊金曜日』03-3221-8521
     (平日9時30分~17時30分)

3月の震災をマグニチュード9に変えたわけは
 
砂上の楼閣浜岡原発
 
日本、地球の破滅なのに電力がどうのこう言ってられますか。電力は余っています。
 
何十の壁作ってもだめ、放射能は外に出さなければ‥
 
デマの発生源は政府、枝野、文部科学省マスゴミ、御用学者
 

広瀬隆が警告 「食物連鎖で濃縮」 放射能の危険な罠

週刊朝日 3月30日(水)18時3分配信
 恐れていたことが現実になってしまった。3月24日、福島第一原発3号機のタービン建屋の地下室でケーブルを敷設中の作業員3人が大量の放射線を浴び、病院に運ばれました。うち2人は足にやけどの症状が出るベータ線熱傷が起きる可能性があるといいます。

 線量計のアラームが鳴っても作業を中断しなかったというのは、放射線についての十分な説明を受けていなかったからだと思われます。私が危惧していたのはこの点で、東京電力のデタラメな放射能管理が招いた、許されない人災です。

 被曝を受けた深さ15センチほどの水の放射能レベルは、原子炉の燃料棒を冷やす冷却水の約1万倍にも達していました。燃料棒から出てきた放射性物質そのものが混入しているのは確実です。燃料棒が溶融し、地震と水素爆発などで破損した配管から大量の危険物が流れ出している可能性が高い。1号機のタービン建屋の地下の水たまりでも同レベルの放射能が検出され、2号機でも同様の汚染が起きていると見られます。

 1号機に次いで3号機で建屋を吹き飛ばす水素爆発が起きたとき、枝野幸男官房長官は格納容器は健全だとして、「放射性物質が大量に飛び散っている可能性は低いと認識している」と強調しましたが、格納容器や配管系統が損傷したことは間違いないでしょう。

 さらに、使用済み核燃料のプールを冷却するために大量の海水が放水車から注ぎ込まれていますが、あれは何千トンもの海水で原子炉を洗ってきたので、多くが目の前の海に流れ出しています。すでに海水から放射性物質が検出されており、海の大汚染が確実に広がっています。

 外に放射性物質が漏れているとわかっていても、圧力容器が破損する最後のメルトダウンを避けるためには、水を注いで冷やすしか方法がない。電気系統が回復して、ポンプを動かし、循環する水で核燃料を冷やさない限り事態は収束しませんが、冷却をいつまで続けられるかもわからない。

 共同通信の報道では、オーストリア気象当局の試算で、福島第一原発の事故後3~4日間で放出されたセシウム137の量は、チェルノブイリ原発事故後10日間の放出量の20~50%に相当する。包括的核実験禁止条約(CTBT)機構の暫定技術事務局のデータを基にした試算で、1日当たりに放出されたセシウム137の量は「大差がない」としています。

 政府は25日になって、原発から半径20~30キロの「屋内退避」圏内の住民に自主的に避難するよう求めました。圏外にも広大な汚染が広がっており、福島県内では、そのように悠長なことをしているときではありません。半径80キロ圏で自国民の避難勧告を出した米国の対応を見習うべきです。

 22日には福島県に続いて東京都でも、水道水から放射性物質が見つかりました。東京都葛飾区にある金町浄水場で、放射性ヨウ素131が1リットル当たり210ベクレル検出されたのです。大人の摂取限度は水1リットル当たり300ベクレル、乳児は100ベクレルなので、東京都は、金町浄水場の水を利用している東京23区と武蔵野市、町田市、多摩市、稲城市三鷹市で、乳児に限って水道水を飲ませないように呼びかけました。

 しかし、乳児の摂取限度が大人の3分の1という厚生労働省が設置した基準を、信用してはいけません。乳児は大人の10分の1というのがヨーロッパの医学常識だからです。政府は、ヨウ素の許容量を国際基準より20倍も高い数字に引き上げてしまったのです。

 金町浄水場は、利根川水系の江戸川から取水しています。これは水が循環する自然のサイクルに、放出された放射性物質が取り込まれたことを意味します。

 放射性物質は川の水で洗い流されるわけではありません。その水は植物、動物に摂取されて、長期間にわたる汚染が広がっていきます。生態系の中で放射性物質が濃縮されていく「食物連鎖」に入ったのです。

 米国のコロンビア川で、ある科学者が調べたデータがあります。川上にはハンフォード再処理工場という原子力プラントがあります。川に流れ出す微量の放射性物質を1とすると、プランクトンで2千倍、プランクトンを食べる魚で1万5千倍、魚を食べるアヒルの体内では4万倍に濃縮。そして川辺の水鳥の卵の黄身では100万倍もの濃縮が起きていたというのです。

 実際にこういうことが生態系の中で起きたのが、私たち日本人がよく知っている水俣病です。この場合は死の灰ではなく、有機水銀によってたいへん多くの方が被害を受けました。

 福島第一原発から放出された大量の死の灰は、大地に降り積もり、雨で川に流れ込んで、農業用水や海を汚染していきます。

 昨夏に出版した『原子炉時限爆弾』を書いたとき、実は今回の福島第一原発のような「原発震災」が起きたときにどのくらい被害が出るか、考えてみました。しかし、結局、書けなかった。被害があまりにも大きすぎて、シミュレーションできなかったのです。

 進行中の事態は、そのレベルに達しつつある。「破局を避けるために」次のようなことを考えました。

--30歳以下の人、とりわけ若い世代、幼児、妊婦や若い女性は、250キロぐらいを最低限の退避圏として、できるだけ福島第一原発から遠いところに、恒久的な移住を考えて逃げる。避難地は西日本のほうが、年間の風向きから考えて長期的な安全性は高いであろう。この受け入れ態勢を政府がしっかり考える。国民規模の協力が欠かせない。東電はそれに専心する責務がある。

 一方、食品汚染の測定は、長期間にわたって続行し、そのデータを一切隠すことなく公表し、その危険性を国民すべてに告知する。

 そして、30歳を超えた個人が危険性を自ら判断して、人生を選択できるようにした上で、すべての出荷制限を取り払い、みながすべての放射能汚染食品を食べるほかない。汚染水も飲む。政府は「ただちに健康に影響はない」と言い続ける。がんになりたい人間はなればよい--。

 嘘の安全論は、いい加減にやめてほしい。若い世代をみなで守らなければ、日本の将来はないのです。助け合いましょう。

 本当のパニックを防ぐために、政府はこのような想定のもとでの対策を国民に知らせるべきです。 (構成 本誌・堀井正明)


ひろせ・たかし 1943年生まれ。作家。早大理工学部応用化学科卒。『二酸化炭素温暖化説の崩壊』(集英社新書)、『原子炉時限爆弾──大地震におびえる日本列島』(ダイヤモンド社)など著書多数。

素人が造る原発

 原発でも、原子炉の中に針金が入っていたり、配管の中に道具や工具を入れたまま配管をつないでしまったり、いわゆる人が間違える事故、ヒューマンエラーがあまりにも多すぎます。それは現場にブロの職人が少なく、いくら設計が立派でも、設計通りには造られていないからです。机上の設計の議論は、最高の技量を持った職人が施工することが絶対条件です。しかし、原発を造る人がどんな技量を持った人であるのか、現場がどうなっているのかという議論は1度もされたことがありません。
 原発にしろ、建設現場にしろ、作業者から検査官まで総素人によって造られているのが現実ですから、原発や新幹線、高速道路がいつ大事故を起こしても、不思議ではないのです。
 日本の原発の設計も優秀で、二重、三重に多重防護されていて、どこかで故障が起きるとちゃんと止まるようになっています。しかし、これは設計の段階までです。施工、造る段階でおかしくなってしまっているのです。
 仮に、自分の家を建てる時に、立派な一級建築士に設計をしてもらっても、大工や左官屋の腕が悪かったら、雨漏りはする、建具は合わなくなったりしますが、残念ながら、これが日本の原発なのです。
 ひとむかし前までは、現場作業には、棒心(ぼうしん)と呼ばれる職人、現場の若い監督以上の経験を積んだ職人が班長として必ずいました。職人は自分の仕事にプライドを持っていて、事故や手抜きは恥だと考えていましたし、事故の恐ろしさもよく知っていました。それが十年くらい前から、現場に職人がいなくなりました。全くの素人を経験不問という形で募集しています。素人の人は事故の怖さを知らない、なにが不正工事やら手抜きかも、全く知らないで作業しています。それが今の原発の実情です。
 
 
無能な中電、東電、何もわかっていない。犯罪者。アメリカも困る日本のバカさ加減  医者が何も言わない異常さ