riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">『 核のゴミと労働者の論議も 』と猫</span>



 

帰国直後のうちの母猫、結構、甘えん坊です。



西光之輔さんの投書です。わかりやすいので皆様もお読みください。

みなさま       西英子です。

福島原発事故の収束のメドがたたず、被曝問題が深刻になっています。
今日、6月21日の朝日新聞に西光之輔の投書が載りましたので、
ご一読ください。
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『 核のゴミと労働者の論議も 』  西光之輔(名古屋市天白区 80)

 原子力発電は、これまでの産業になかった深刻な問題を二つ抱えて
いると思う。
 一つは、使用済み核燃料をどうするかという問題だ。世界で原発が始
まって半世紀になるのに、いまだに処分方法が確立されていない。高レ
ベル放射性廃棄物を10万年~数十万年地下に埋める計画があるが、
巨大な「負の遺産」を子孫に残すことを受け入れる自治体は当然ながら、
ない。
原子力の平和利用」という言葉に乗せられて、日本は世界第3位の原
発大国になった。しかし、その一方で、自らの手に負えないやっかいな
ものを子孫に残すことになった。

二つ目は被曝の問題だ。原発運転のため、多くの人々が被曝の危険に
さらされている。日本の原発は13ヶ月運転すればば、2、3カ月間の点検
がある。
その時期、電力会社は、下請け、孫請け、ひ孫請け会社から多数の労
働者を集める。その人たちは、放射線に汚染された原発施設に入って
作業する。命を切り売りするような労働なしには、運転できないのが原発
の宿命だ。

単純に原子力発電は是か非かを論ずるのではなく、その非合理性、非
人間性を認めるかどうかの問題として議論すべきだ。