riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">世界遺産エステ荘(ビィラ・デステ)</span>



 


 

リストのエステ荘の噴水でも有名なビィラ・デステの楕円の噴水です。


平泉と小笠原が世界遺産 登録されましたね。

学生時代に友人と東北をまわった時に平泉にもいきました。

浄土を表した庭園と藤原三代のミイラ、金色堂で有名な中尊寺、懐かしいです。

京都の庭と違い技巧が感じられなかったのは残っていないから?



小笠原は行ったことがありません。

このエステ荘も世界遺産 、今回訪れた庭園のなかで一番の人出でした。

でも日本人は見かけませんでした。


半日でエステ荘とハドリアヌスの別荘をめぐるツアーもあるようですが、それではゆっくり出来ないと思い、

無謀にもローマから地下鉄とバスを乗り継いでティヴォリへ。

地下鉄の中でコロッセオへいくというカップルがいました。
その前に駅員さんになにやら尋ねていたのに。

私もよくやるのですがコロッセオは反対方向なのであわてて降りていきました。

ローマはまだ地下鉄がわかりやすいのですがロンドンでは日曜日には止まらない地下鉄の駅があり、それを忘れていて降りるべき駅がないとあせったことがあります。おかげで何回も往復(泣)

又その駅からホテルまで遠く似たような建物ばかりで迷ったこともあります。

しかも観劇帰りなので夜です。危ない目にあったことはありません。

それ以来ホテルは駅近くに限ると。

ティヴォリはローマの東約30kmにある丘陵にある町。

前にちょっとご紹介したハドリアヌス帝の別荘に先に行き、エステ荘へ。

バス停から道路を横断して左に行けばいいのにエステ荘は隠れていました。

庭園巡りでここだけ土産物屋さんを見ました。


 


 

入り口の教会、ようやくわかってほっとしました。たえなる音楽も♪


 


 


 

早く庭を観たいと思うのに邸宅内の豪華なフレスコ画、家具、リストの写真などの展示が続きます。

リストの亡くなった時の写真は‥銀?の花でしょうか、小さなフレームの中に繊細な花が写真を縁取るように飾られてれていました。晩年の写真は穏やかでした。

この邸宅は、16世紀にエステ家出身の枢機卿イッポリート・デステが、ローマ教皇位を巡る争いに倦み疲れ (当時はオーストリアハプスブルク家vsフランス・ヴァロワ家の対立が加熱してて、それに宗教改革も絡んで、パウルス3世没後のコンクラーベは大変なことに)、ティボリに隠遁しようと修道院を改装して建てたもの。彼は ルクレツィア・ボルジア の実の息子!噴水の数は500を超える

大浦みずきの退団公演は塩野 七生の作品でしたから、私もやっと何冊かそのとき読みました。
チェーザレ・ボルジア、ルクレツィア・ボルジア ‥

今回は須賀敦子の本を読むつもりです。


 

やっと庭園へ。


 

「百の噴水」が続く、小道は苔やシダに覆われた彫刻と噴水が作り出す風景はテレビで見たことがありませんか。

イタリアの庭は高低差が大きく、邸宅から庭に降りていくのですが、場所により眺めが違いますからゆっくりしたいところです。


 


 


 


 

ロメッタの噴水


 

続きます。

昨夜のBSプレミアムお前なしでは生きていけないご覧になられた方はいらしゃいますか。

藤田のアトリエも訪問されました。

竹中さん、私の好きなジュイ布と裸婦と猫の絵の前で感涙。
竹中さんも絵がうまいと思ったら


昨年ベルサイユからジュイ布美術館、フジタのアトリエへ行くつもりが乗り換えのバスがわからなくて仕方なくタクシーで。

まだタクシーがあればいいほうです。タクシーの姿はあれどお昼休みでドライバーがいない!という場合もありました。
日本のように流しのタクシーがないのです。
コッツウォルズでも途方にくれました。

ネットではベルサイユからの乗り換えればいいとありましたがこれが私には簡単ではありませんでした。

タクシーのドライバーにジュイ布美術館で待ってもらってフジタのアトリエへ。

懐かしいフジタのアトリエ,行くのも帰るのも私には大変な場所でした。
帰りはタクシーを頼もうとしても無理で困っていたら学芸員の方が駅まで送ってくれました。
とてもありがたかったです。

今回のイタリアでも地元の女性や男性にお世話になりました。
その話は又。