<span itemprop="headline">原発運転停止の判決をだした元裁判官の講演会</span>
昨日は私学セミナーの岸恵子講演会 と、港の花火をその手前の路上で見物しました。
広河隆一「巨大事故の時に何ができるか」 にも参加したかったのですが‥
会場が3つの学校と公園に別れていてわかりにくいうえ、講座があまりにも多く、チェルノブイリなどの報道写真で著名な広河さんのフェールドワークがあるということも直前に知ったのです。
みなさま 西英子です。
8月、9月、10月の行事のご案内をします。
(8月) 『 原発運転停止の判決をだした元裁判官の講演会 』
過去、原発の運転差止め、許可取り消しを求める裁判は全国で
35件ありました。うち住民勝訴は地裁1件、高裁1件、最高裁ゼロ
でした。
地裁の1件は、2006年金沢地裁判決でした。井戸謙一裁判長は
「原発を運転してはならない」との判決を下しました。判決の中で、
外部電源の喪失、非常用電源の喪失、炉心溶融などの危険を予測し
しました。この判決が活かされておれば、今回の福島原発の事故は
防止できたかも知れません。
今、井戸さんは、福島県・郡山市の父母が放射線から子どもを守る
ために起こした「学童疎開」を求める裁判の弁護士として活動されて
います。
日 時: 8月21日(日)午後1時30分~4時20分
会 場: 名古屋市 女性会館ホール ←伏見ではありません
(地下鉄名城線「東別院」①番出口東へ3分)
講 師: 元裁判官 井戸謙一さん
原発運転差止め判決を下した裁判長
テーマ: 司法と原発を問う
対 談: 川口創弁護士(イラク派兵差止訴訟 弁護団事務局長)
参加費: 1000円
主 催: 「原発震災」講演実行委員会
日本の三権分立はまやかしです。行政に左右されます。
良心的な判決下す裁判官は左遷されるか、やめさせられるか、一生日陰です。
今までの判決でわかります。このような良心的な裁判官を応援しません。
家庭裁判所の裁判官の漫画もあります、題名は‥
裁判官は激務です。時間がないの上に上からの圧力があります。
参考になるな本の名を忘れました。ご存知の方は教えてください。
岩波新書「日本における民主主義の状態」渡辺洋三
この本も昔読んだことを忘れていました。
(9月) 『 哲学者 高橋哲哉 講演会 』参加費: 1000円
高橋さんは、高校生まで福島県で育ちました。原発事故の後、生まれ故郷
を訪れて「原発とは何か」を深く考えるようになりました。
放射能の脅威に怯えて暮らす人びと、「原発難民」として故郷の土地を離れる
人びと、原発内部で日常的に被曝労働を強いられている労働者。
原発を過疎地に押しつけて、便利な生活を享受すると(自分も含め)都市部
の人びと。
高橋さんは、「原発は犠牲のシステムだ」といいます。このような構造をつくり
だしたのは誰か。そのことをお話されます。
日 時: 9月10日(土)午後1時30分~4時30分
会 場: 伏見ライフプラザ 12階 第1研修室
講 師: 高橋哲哉 東京大学大学院総合文化研究科 教授
テーマ: 原発という犠牲のシステム
~フクシマの犠牲と「人間の責任」を問う
主 催: 国民保護法制を考える会
(10月) 『 放射線の内部被曝を考える 講演会 』
新聞、テレビで報道される放射線の数値は外部被曝のものです。
放射性物質が呼吸や食物によって体内へ取り込まれ、長期に
わたって人間に被害を及ぼす内部被曝を忘れてはなりません。
松井さんは言います「内部被曝の被害は長期にわたる。最低でも
50年以上は見守る必要がある」と。
福島原発事故で放射性物質を体内に取り込んだ多数の住民、
特に、子どもたちに、すみやかに適切な措置がとられることが
必要です。私たちは大人の責任として声を上げていかなければ
なりません。
日 時: 10月8日(土) 午後1時30分~4時30分
会 場: 伏見ライフプラザ 12階 第1研修室
講 師: 松井英介さん 放射線医学が専門
元岐阜大学医学部助教授
岐阜環境医学研究所所長
テーマ: 放射線の内部被曝の危険性について
参加費: 800円
主 催: 国民保護法制を考える会
参加費; 800円
主 催: 国民保護法制を考える会
参加費; 800円