riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">八ヶ岳三分一湧水やキース・ヘリング美術館など</span>





甲斐小泉駅、平山郁夫シルクロード美術館、南の三分一湧水館のビオトープ





日本名水百選 三分一湧水
~先人の知恵が光る伝説の湧水~


八ヶ岳の懐からこんこんと湧き出る三分一湧水は、「日本名水百選」に指定された湧水のひとつです。
水争いが激しい頃、農業用水を3つの村に均等に分配させるため、湧出口の分水枡に三角石柱を築き、三方向に流水を分岐させたという伝説が残っています。
三分一湧水は、豊かな自然の恵みのシンボルであると共に、古くから村人たちが大切な水を分かち合ってきた、人間の知恵のシンボルでもあります。
1日に約8500トンもの豊かな湧出量を保ち、夏でも清涼感を味わえる名所です。

チェルノブイリ原発事故で被災した村に、今も暮らす老人たちとひとりの青年の生活を見つめた長篇ドキュメンタリーアレクセイと泉を思い出します。

これほどに自然で、しかも奇跡的な話があるだろうか。村中から放射能が検出されるというのに、数本の十字架に見下ろされたこの泉だけは、何の混ざり物のない澄み切った水を今も滾々と湧き出している。その泉に守られるように生活する人々もまた、ささやかで慎ましやかな奇跡のひとつ。





大荒れの碑、教訓ですね。

先日、新聞に、強制連行された朝鮮、中国の人々の遭難したことなどの碑は片隅にあるという記事が載っていました。

死後も差別されて。

田中正造のフェールドワークに行った時、そういう碑の前で集合写真撮りました。







ミニ水力、風力発電もあります。この橋渡った先も散歩道。

この橋は渡るときは普通の橋だとおもいましたが横から見ると、いい感じではないでしょうか。








武田信玄の家臣の末裔の江戸時代中期の屋敷、月曜日で内部は見られませんでした。

美術館、資料館がいっせいに月曜休みはちょっと残念です。


   



キース・ヘリング Keith Haring
(米国ペンシルヴァニア州出身。1958年―1990年)
キース・ヘリングは、アンディー・ウォーホルやバスキアなどと同様に、1980年代のアメリカ美術を代表するアーティストです。80年代初頭にニューヨークの地下鉄で、黒い紙が貼られた使用されていない広告板を使った通称サブウェイドローイングというグラフィティー・アートを始めました。そのコミカルで誰もが楽しめる落書きは、地下鉄の通勤客の間で評判となり、一躍キースの名を広めることになりました。
1980年から86年の間には、次々と展覧会が開催され、国際的にも高く評価されました。ニューヨークのタイムズ・スクエアビルボードのアニメーションから、舞台デザイン、キースのグッズを販売するポップ・ショップをオープンするなど、制作活動は多岐に及びます。また世界中で壁画を制作したり、ワークショップなども開催し、社会的なプロジェクトも数多く手がけました。日本でも展覧会やワークショップの開催や、ポップショップも展開されました。
1988年にはHIV感染と診断され、その翌年に財団を設立しました。1990年31歳で亡くなるまで、アート活動を通してHIV/AIDS予防啓発運動にも最後まで積極的に関わりました。


最初の部屋は真っ暗でびっくり。

キース・ヘリングの作品は単純化されていますがよく観ると怖い、色々考えさせますね。

この建物も受賞しているぐらいで面白い。

建築「中村キース・ヘリング美術館」(平成19年4月完成)に対し、建築家 北川原温氏が日本芸術院賞を受賞。
【受賞理由】
 北川原温氏は、芸術としての建築を追求してきた気鋭の建築家である。
 対象作品は、厳しい甲斐の駒ヶ岳北岳と対面する。唐松やコナラが深く覆う斜面地に建てられている。歩みを進めるごとに樹々は透け、その建築の彫塑性と絵画性が姿をあらわし、周辺の光景を振りはらって形態の語調が浮かび出てくる。
 鋭く抉り取られた入口を入ると、外光から次第に遠ざかり、闇に近づいてゆくかのような長い斜路に至る。下るにしたがい、上昇する空間性が緊張感を高め、想像力を喚起する。そして趣向を異とする三つの展示室を巡る。その巧みな空間の流れ、構成、光の扱いは優れて厳密であり見事というほかはない。森の中に新たな生命が誕生したように佇む、この独創的な建築は時代を越えて力強く生き続け、訪れる人々に新鮮な感動を与えるであろう。
 「光と闇」を主題とする、この建築の卓越した空間演出は、強く人々の心に残像を与え、その余韻が長い。深遠な空間詩ともいえるこの建築作品は、独特の品格をそなえ、氏がこれまで追求してきた芸術としての建築のひとつの頂点といえる傑出した作品である。


駐車場から美術館へ行く道は公園のようになっていてこんなシーソーもあります。







ホテルでは連れ合いが洋食を選んでくれたのでお昼はやはりお蕎麦です。

下左はお蕎麦屋さんの予約席。右は昨日、ご紹介した八ヶ岳倶楽部入り口のフクロウさん


   



  

 



道の駅のバラ、お客さんが二匹も。

このあたりワイナリーやウィスキー博物館もあります。とても寄る時間はありませんでした。