<span itemprop="headline">2011ミュージカルベストテン発表</span>

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先日、わらび座のアトムを鑑賞しました。
もちろんオリジナルで歌唱力の高い役者たち。立派です。

脚本演出の横内謙介 はウエストサイドストーリーといってますがもう少しスケールの大きな話のほうがアトムにあうと思います。

月刊ミュージカルの2011ミュージカルベストテンが発表されました。
地方在住なのでベストテンのうち、実際に観ることが出来たのは大文字の五本です。

１ロミオとジュリエット
２　ピアフ
3　ＧＯＬＤ ～カミーユとロダン
4　スリル・ミー
5　ロミオとジュリエット（宝塚版）ビデオ鑑賞
6　三銃士
7　眠れぬ雪獅子
８　リタルダント
９　ゾロ・ザ・ミュージカル
１０　ロッキー・ホラー・ショー

近年になく多いのですがロッキーホラーショーは昔見た記憶があります。

出演者が違います。いのうえひでのり演出、古田新太、藤木孝では面白くないはずはありません。観たかったです。

二人だけの出演者の｢スリル・ミー」や「眠れる雪獅子｣が評判いいですね。

個人的にはピアフの大竹しのぶ、梅沢昌代、辻萬長の演技力、歌唱力が最高でした。

　　

新藤監督大竹しのぶの一枚のはがきはキネ旬ベストテンでも高い評価受けています。

ロミジュリはフランス版の音楽が素晴らしい♪
８位のリタルダントはミュージカルには珍しい認知症の話です。

９位　ゾロ・ザ・ミュージカルは文句なしに楽しい舞台でした。

日経の河野孝さん
「全般的にマンネリ化して魅力に欠けるような気がする。出演者の顔ぶれもほぼ同じで金太郎飴よろしく同じような雰囲気

輸入ミュージカルの焼き直しも、いい加減、もうよしにしてもらいたい
日本人の創造性を奪い、このままではミュージカルの行き先も危うい。
確固とした助成基準もなくフラフラする文化庁はオリジナルミュージカルに対する補助金を真剣に考えるべきだ

文化にますますお金をかけない日本、文化どころではない危機的状況かもしれませんが。
器用な日本人はコピーがお得意ですが心からの叫びのような作品が観たいものです。
そういえば四季の舞台がまったく入ってません。

以前は劇団四季の舞台もパワーにあふれているように見えましたがご無沙汰しています。好きな俳優さんもほとんど退団しています。

【男優ＢＥＳＴ10】
　１位　井上芳雄（三銃士、Triangle Vol.2～）
　２位　石丸幹二（GOLD～カミーユとロダン～）
　３位　山口祐一郎（ダンス・オブ・バンイア）
　４位　田代万里生（スリル・ミー）
　４位　山崎育三郎（ロミオとジュリエット）
　６位　新納慎也（スリル・ミー、Triangle Vol.2～）
　７位　石井一孝（ゾロ・ザ・ミュージカル）
　８位　浦井健治（ロミオとジュリエット）
　９位　市村正親（スウィーニー・トッド）
　９位　坂本昌行（ゾロ・ザ・ミュージカル）

【女優ＢＥＳＴ10】
　１位　新妻聖子（GOLD、レ・ミゼラブル）
　２位　大竹しのぶ（ピアフ、スウィーニー・トッド）
　３位　安蘭けい（エディット・ピアフ）
　４位　笹本玲奈（ロッキー・ホラー・ショー）
　５位　樹里美穗（サイド・ショウ､ウェディングシンガー）
　６位　一路真輝（リタルダント）
　６位　音月桂（ロミオとジュリエット）
　８位　旺なつき（コレット、他）
　９位　和音美桜（三銃士、レ・ミゼラブル）
１０位　涼風真世（ロミオとジュリエット、CLUB SEVEN）

【再演ＢＥＳＴ10】
　１位　レ・ミゼラブル
　２位　ユーリンタウン
　３位　ノバ・ボサ・ノバ
　４位　オペラ座の怪人
　５位　日本人のへそ
　６位　サイド・ショウ
　７位　スウィーニー・トッド
　８位　アイ・ラヴ・坊ちゃん2011
　９位　ファントム
１０位　太平洋序曲

追記

音楽座のシャボン玉とんだソラ(宇宙)までとんだ、マドモアゼルモーツアルト、井上ひさしの音楽劇、宝塚のベルばら、OSKの大津皇子、陰陽師、わらび座のアテルイ、火の鳥、天草四郎など過去に素晴らしいオリジナルミュージカルがあります。期待しています