2012-03-12 <span itemprop="headline">鹿島茂レ・ミゼラブル</span> 未分類 blogramランキング参加中! 昨日は大震災から一年でしたね。関連番組も多く、私はドラマ化した東電のドキュメントを録画しました。人間はなんと愚かで悲しいものでしょうか。本来、惨めな動物の一つなのに自然や動物に対してもこの上もなく凶暴です。画像は有名なユーゴーのレミゼラブル。私は古い絵本や挿絵が好きで最初にほれ込んだのがボタニカルアート。荒又宏さんの「花の王国」「花空庭園」バルビエの絵もワクワクしてみました。昔のボタニカルアートは精密でこの上なく美しく神秘的です。今回は鹿島茂さんが収集したレ・ミゼの挿絵です。鹿島さんはレ・ミゼラブルはユーゴーの膨大なパリの下水道などの薀蓄部分に疲れて読んだ人はほとんどいないといっていますがミュージカル「レ・ミゼラブル」を観て読破された方が多いです。私もその一人です。この鹿島さんの本はうまく長編が一冊の文庫本にまとめられていてすぐ読むことが出来ます。挿絵が面白いではありませんか。ユーゴーの描いた作品もあります。日本初演のとき、このコゼットのハンカチをもらいました。資生堂がスポンサーだったと思います。 こけしのような人形があります。新生児は首が据わらずグラグラしているので当時は布できつく赤ちゃんをまいていたそうです。 これは今図書館にリクエストしている本です。 グランヴィルは19世紀前半のフランスの挿絵画家であり、著者・鹿島茂氏は著名な19世紀フランス文学者にしてフランスの稀覯本の収集家。鹿島茂コレクション2 バルビエ×ラブルール ―アール・デコ、色彩と線描のイラストレーションが開催されます。アールデコのファッションブック伊藤紀之