<span itemprop="headline">サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリア</span>
落ち着いた店内には他にお客はいませんでした。
食事ができる値段なので、いつも入るわけにもいかないのですが。
食事ができる値段なので、いつも入るわけにもいかないのですが。
800年の歴史を持つ世界最古の薬局の癒しのハーブティーをいただいてきました。
以前はハーブティーは苦手でしたが年取ったのか、花粉症その他の病もちだからでしょうか。
セットメニュープリマベーラ
甘くないオリーブケーキとラベンダーのクッキーにはタイムも入っています。
野菜も付いていいて嬉しい(*´∀`*)
野菜も付いていいて嬉しい(*´∀`*)
お茶は三種類から選べます。私は春を香りを呼び戻す効茶
癒しの春茶・効
癒しの春茶・効
色々な薬草がたっぷり、全部飲んでしまいました。
ケーキなのに甘くないし、後味が爽やかで、こんないい気分になる食べ物もあるんですね。
お店の切り抜きにこの薬局と関係深いカトリーヌ・ド・メディシス の話がありました。
オルレアン公アンリとカトリーヌの結婚式。ジョルジョ・ヴァザーリ画。1550
アンリ2世と結婚し最近までは悪女扱いされていた
カトリーヌ・ド・メディシス は早く父母を亡くしアンリと結婚。
そのアンリ2世には19歳年上の愛妾ディアーヌがいて、カトリーヌは10年も妊娠できなかった。離婚が議論され、絶望的な状況に置かれたカトリーヌは妊娠するために当時知られるあらゆる手段を用いた。WIKIには牛の糞と雄ジカの角を彼女の「生命の源」に貼り付けたり、騾馬の尿を飲むことまでしたとあります。 メディチ家の薬剤師に不妊治療をしてもらっていたのでしょう。
彼女は知識が深く、芸術や科学やあらゆることを理解できたという。
手づかみで肉を食べていた粗野なフランスに、カトリーヌは、繊細な料理、フォークを持ち込んだ。 バレエをフランスに広めたのもカトリーヌ。
薬屋、銀行家と陰口をたたかれ、おまけに毒殺者の汚名。
サン・バルテルミの虐殺も彼女の仕業にされてきましたが最近では見方が変わってきたようです。