riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">美しすぎる広隆寺弥勒菩薩</span>




お借りしてきた写真です。なんという美しさでしょう。東洋のモナリザ
それ以上?

何年ぶりかでこの仏様に会いたくなりました。


   


左の奈良中宮寺の伝如意輪観音像は女性的な美しさでしょうか。

え、伝如意輪観音像?!
二人の菩薩
『仏像の見分け方』西村公朝小川光三著(新潮社)にこのような記述がある。

 中宮寺の伝如意輪観音は手が二本だが、平安時代前期につくられた観心寺の如意輪観音には、手が六本ある。その理由は?
 この問いに対して、
 中宮寺の像は観心寺の六手のうち、思惟の右手と地を指す左手を本性としてつくられたのです。
 と答えている。

明治維新後の廃仏毀釈で、広隆寺は見る影もなく荒れ果て、乞食のすみかとなっていたこともあるらしい。この仏像もかなり傷んでいたらしいが、明治中期に修復され今に至っている。外国に持ち去られたり、薪にされなくて幸いであった。

 この弥勒菩薩の美しさについてはこんなエピソードがある。
 1960年、この像を拝観に来た京大生が、つい美しい姿に魅せられ、ほおずりしようとして右手の薬指を折ってしまった。恐ろしくなりその指を持ち帰り捨てたが、その後発見され修復された。

どの仏様も修復されているのでお顔が現代的といわれる方もあります。
修復家の力量も侮れないのでしょう。







新霊宝殿の前の小さい池に写る木々も静寂のなかにたたずんで。

以前、来たときは新霊宝殿はあったのか全然覚えていません。

弥勒菩薩の他にも大勢の仏様がお迎えしてくれます。



最大の見どころであるこの霊宝館には飛鳥時代から鎌倉時代の貴重な仏像がずらりと並ぶ。その様子は壮観である。注目は2体の弥勒菩薩(国宝)。

◎宝冠弥勒菩薩半跏思惟(ほうかん・みろくぼさつ・はんか・しゆい)像
「東洋のモナリザ」とも呼ばれる。華麗な右の手指をそっと頬に寄せ、かすかに微笑み思索にふける姿。究極の美しさで気品あふれる姿を前にすると、心が満たされていく気持ちになる。像の高さは124cm、赤松の一本造り。像は603年に百済から伝来したとされる。

◎宝髻弥勒菩薩半跏思惟 (ほうけい・みろくぼさつ・はんか・しゆい)像
泣いているような表情から「泣き弥勒」と呼ばれる。木造で像の高さは90cm。この像は616年新羅から献上されたものだとされる。










まるで仏様の手のような根。

二本の木の根っこが繋がっていました!その写真はどこに行ったのか(苦笑)

P,無料でした。