riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">名古屋城本丸御殿現場と襖絵模写</span>






かつて名古屋城の本丸には、天守閣とともに本丸御殿がありました。
本丸御殿は、日本建築史・絵画史・工芸史上、最も豪壮華麗といわれる安土桃山から江戸期にかけて造営された近世城郭御殿の最高傑作で、国宝になっている京都の二条城二の丸御殿と双璧をなす建物でした。
国宝にも指定されていた世界的な文化遺産でしたが、惜しくも、終戦直前の1945年5月に空襲で焼失しました。

再建は無駄使いという声もありますが市長が乗り気で(苦笑)



久しぶりに場内へ、ヘルメットかぶった人が階段上っていくので何かと思ったら再建現場を見学させてくれるというのです。

地上9メートルからの見学です。

お昼休み前でよかったです。12地から1時まではお休みですから。






原則として旧来の材料・工法による旧状再現。

一枚一枚、貼り付けるんですね。




    

          天守閣にはお土産販売



本丸御殿障壁画復元模写展開催中

1047面の襖絵や天井板絵などは戦災を免れ、国の重要文化財として保管されています。
江戸時代の文献や正確な実測図、多くの古写真が残されていて、史実に忠実な本丸御殿の復元は可能とされてきました。

2010年玄関の復元過程特別公開があったのに行きませんでした。
西洋の城のほうに関心があったせいかも。

尾張徳川家の領地であった木曽・裏木曽には木曽ヒノキをはじめとする豊富な森林資源がありました。
でもお城を作り「尽山」(つきやま)になったほどだったとか。

そこで森林を保護するために「留山」とし「木一本、首ひとつ」といわれるぐらい厳しく管理され森林は回復。




復元させていただくために感謝すると供に、10年で1万本の植樹を目標としています。

子供のころは白い街といわれたほどの名古屋、空襲で焼け野原にされましたしね、今では街路樹も大きく育っています。

白や濃いピンクのハナミズキ(白いハナミズキは醜いものも隠してくれてうっとりするほど綺麗です)や八重桜の街路樹も美しい季節となりました。



狩野派の絵師により描かれた襖絵は源氏物語絵巻も復元された加藤純子さん、
愛知県立芸大日本画保存模写研究会の模写です。

ジャコウネコやトラの顔がユーモラスです。

江戸時代の人はトラも見たことがないんですよね。














城内では3Dシアターもあります。

名古屋城誕生から炎上、再建にいたる名古屋城400年の歴史を、迫力ある立体映像で上映します。3Dメガネをかけて立体的に浮かびあがる本丸御殿を、ご覧いただきながら本丸御殿の歴史や魅力を知ることができます。
観覧無料 30分おきに上映

時間が合わずパスしてしまいました。