riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">いわさきちひろ映画と非国民、国賊の言葉が突き刺さる「汚れた心」</span>

 
 
 
よくこのような映画を作ってくれました。愚かで狂信的な人間は今でもいます。
日本人だけでもなく過去のことでもありません。
非国民、国賊の言葉が突き刺さる「汚れた心」
見るのは辛いかもしれませんがこの事実を知って欲しい。
この映画だけで帰宅するのはちょっと辛く同じ映画館で次にいわさきちひろの映画を上映しているのでこれも観ました。
ちょうど芸術新潮のちひろ特集を読んでいます。
戦火の中の子供たちと著作権問題に取り組んだ彼女の功績は大きいです
 
あのにじみをどのようにして描くのかのシュミレーションも興味深い。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
あの強い眼差しの母とくったくのない幼子の絵が何よりも戦争の酷さを訴えています。
 
不幸な最初の結婚
 
生活のため生まれたばかりの猛さんと別れて暮らしたちひろさん、
 
 

「汚れた心」に戻って
『善き人』のヴィセンテ・アモリンが監督を務め、フェルナンド・モライス原作のノンフィクションを映画化した衝撃作。およそ70年前に、戦後ブラジルの日系移民社会で起き ­た驚がくの歴史に焦点を絞る。主人公に『築地魚河岸三代目』の伊原剛志、その妻を『CUT』の常盤貴子が熱演するほか、余貴美子奥田瑛二らも豪華共演を果たす。長い間タ ­ブー視され、闇に葬られてきた真実に基づく陰惨な物語に言葉をなくす。
8月15日。太陽が沈み、地球の裏側でもう一つの戦争が始まった

戦後70年近くの時を経て光があてられた
ブラジル日系移民社会の衝撃的な真実

第二次世界大戦後のブラジル。そこに住む日系移民の大半は、日本が戦争に勝ったと信じ切っていた。当時のブラジルと日本は国交が断たれており、移民たちが日本に関する正確な情報を入手することは極めて困難だったのだ。そのさなか日系人コミュニティの精神的リーダーである元日本帝国陸軍の大佐ワタナベ(奥田瑛二)は、大和魂の名のもとに裏切りものの粛清に乗り出す。ワタナベの一派が標的にしたのは、日本が降伏したという事実を受け入れた同胞たち。ワタナベによって刺客に仕立てられた写真館の店主タカハシ(伊原剛志)は、血生臭い抗争の中で心身共に傷つき、妻ミユキ(常盤貴子)との愛さえも引き裂かれていくのだった…。

“勝ち組”と“負け組”に分断された移民同士の抗争、
傷ついた愛と誇りの物語

あらゆる情報がプロパガンダめいたデマではないかという疑心暗鬼が広まるなか、日本の戦争勝利を断固として唱え続ける“勝ち組”の勢力は、それを信じようとしなかった“負け組”の人々を“汚れた心を持つ国賊”と断罪し、ブラジル各地の日系人社会で襲撃事件を引き起こしていった。ごく平凡な男タカハシと妻ミユキがたどる痛切な運命を軸に、その背景となった歴史の真実をあぶり出す。遠い祖国への愛が狂信的な言動へと歪められていく戦争の不条理、さらには抑圧、不寛容、差別といった現代に通じる問題をはらんだ壮絶な物語は、全編を貫くサスペンスとい相まって観る者をスクリーンに釘づけにする。はたして過酷な極限状況に陥ったとき、人は何を信じ、何を心のよりどころにすべきなのか。登場人物それぞれの葛藤をエモーショナルに探究した映像世界は、そんな痛切にして複雑な問いを投げかけてくる。

日本語のセリフが大半を占めるブラジル映画、
その画期的な企画に集結した名優たち

主役タカハシには巨匠クリント・イーストウッド監督作『硫黄島からの手紙』での好演が忘れがたい伊原剛志。本作でプンタデルエステ国際映画祭で日本人初の主演男優賞に輝いた。タカハシの妻ミユキにはアミール・ナデリ監督作品『CUT』などで新境地に挑み続ける常盤貴子。幾多の名作に出演し、監督としても活躍する奥田瑛二が粛清を扇動する退役軍人ワタナベ役で圧倒的存在感を発揮。また、『おくりびと』の余貴美子、『ロストクライム―閃光―』の菅田俊が否応なく粛清の過中に巻き込まれる夫婦を力強く演じている。監督は『善き人』のヴィセンテ・アモリン。欧米での長い滞在経験を持つ気鋭監督の“外国人の眼差し”がこの物語にフラットな視点を与えている。そして『踊る大捜査線』シリーズなどで名高い作曲家、松本晃彦が音楽を担当し、今、最も注目される美貌のヴァイオリニスト、宮本笑里が胸に迫る演奏を披露。ブラジルと日本の才能たちが親密なコラボレーションを実現さえた画期的な映画がここに誕生した。