riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">講演会のご案内と浜岡原発の耐震性</span>

みなさま       西英子です。

私どもは、今年こそは浜岡原発を絶対に再稼働させない、廃炉
させる運動をしなければと、その第一回目の講演会を27日にします。
講師の湖西市の三上市長は、全国の自治体の首長に「脱原発」を
呼びかけておられます。
脱原発首長会議」にはすでに80名以上が参加され、名古屋市
河村市長も加わっておられます。また「浜岡原発廃炉を求める」
訴訟の原告にも三上市長は現職の市長として加わっています。

普通、市長のお話はかた苦しいと思われますが、三上さんのお話
は面白く、迫力がありますよ。元気いぱいになって「浜岡 廃炉だ!!」
と力の満ちあふれる講演会になるようにします。
寒い日になっても ぜひ ご参加くださいますようお願いします。
     *      *     *      *      *
 『浜岡原発南海トラフの巨大地震に耐えられるのか』をまとめて
 みましたのでご一読ください。

  【 海溝型と直下型が同時に 】
浜岡原発を襲う地震の特徴は、南海トラフで発生する「海溝型」と、原発
直下で起こる「直下型」が同時に起こることです。
強烈な揺れと、地震直後に来襲する津波で大きな被害が予想されます。
浜岡原発は予想震源域の真上にあり、世界一危険な原発といわれています。地震の規模はマグニチュードM9クラスといわれています。
 
   【 敷地が隆起する 】
浜岡原発の地盤は年間に数ミリずつ沈み込んでいます。地下に溜まった
ひずみが限界に達すると、一気に岩盤を破壊し、それまで沈みこんでい
た地盤は数十秒ほどの間に隆起すると予想されています。
  
   【 原発で大事故が起こる 】
福島の場合は震源ははるか130キロの海底でしたから、揺れは緩やか
でしたが、浜岡の場合は直下型ですから、2メートルと予想される突き上
げが来ます。これに耐えられる構造物があるとは思われません。
 激しい揺れで運転停止のための制御棒が挿入出来ないため核分裂
が止められない、敷地内に断層が多く走っているので、電気配線や
冷却配管がずたずたになる、使用済核燃料プールの水が激しい揺れで
飛び出して冷却不能になる、などきわめて深刻な事態が予想されます。
 中電は800ガル(重力加速度)とか1000ガルの耐震性を考慮して
いるといっていますが、東日本大震災では、震度7の場所で2933ガルを
記録しています。東海地震ではもっと大きな加速度が発生するでしょう。
  
   【 首都圏、中京圏が壊滅状態の悪夢か 】
 日本の大動脈である東名高速道路(1日84000台)、東海道新幹線
(1日利用客31万人)が動かなくなります。
放射能は風向きによって、首都圏、中京圏を襲います。首都圏だけでも
3000万人が避難の対象になります。
その被害は福島の比ではありません。
そんな悪夢が予想されるのに、中電は浜岡原発の再稼働をあきらめな
いのは、正気の沙汰とは思われません。       (西光之輔)

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日 時: 1月27日(日) 午後1時30分~4時20分
会 場: 名古屋市女性会館 3階 大研修室
     (地下鉄「東別院」 1番出口東へ3分)

演 題: 浜岡原発再稼働になぜ反対するか

講 師: 静岡県湖西市長  三上 元さん

参加費: 1000円
主 催: 講演実行委員会 西英子052-808-3241

【 金曜行動のご案内 】
1月11日(金)から始まりました。
中部電力本店前  18時~19時
関電東海支社前  18時~20時 (高岳駅1番出口すぐ)
私は、中電前に行ってから、19時から高岳まで歩いて(約5分)移動し
ます。

みなさま    西英子です。

中部電力浜岡原発で建設中の防波壁を今年中に完成させて、
来年に再稼働する方針のようです。
1月27日の浜岡原発の講演会のご案内の前に、防波壁について
私どもが調べたことを お伝えします。
  
   【 いま建設中の防波壁は津波を防げるのか 】

南海トラフ地震浜岡原発を襲う津波の高さは、21メートルとも
19メートルともいわれています。
中部電力は当初は海抜12メートルの防波壁を予定していました
が、その後18メートルに変更し、さらに昨年末に4メートルかさ
上げして海抜22メートルにすることにしました。工事費は1500
億円とし、今年末に完成するとしています。

この壁はコンクリート製ではありません。鋼鉄製の大きな箱を積み
上げて造ります。中はガランドです。箱の厚さは2メートルです。
コンクリート製の世界一を誇った釜石の堤防でさえも津波で粉
ごなに壊れました。
この薄っぺらで箱を積み上げた「張り子」の防波壁が巨大な津波
に耐えられるでしょうか。
津波は普通の波のように、海面近くの海水が動くのではなく、海底
からの厚い海水が押し寄せるのですから、そのエネルギーは巨大です。
海底が浅くなるに従い、海底の土砂と岩石を巻き上げ、防波壁に
ぶち当たります。コンクリート製の堤防さえも破壊したのですから、
鉄製の箱を積み上げた防波壁はひとたまりもありません。

敷地の両側にある川を遡上した津波と、原発敷地内に侵入した
津波原発の施設に浸水します。引き波になっても防波壁と砂丘
が邪魔をして海水が引かないことになります。
こんな悪夢のような光景が予想されます。
(以上は、タンポポ舎の山崎久隆さんの論文を参考にしました)