<span itemprop="headline">北村肇講演会のお知らせ</span>

西さんからのメールです。

 

昨日の福島・沖縄の上映会は多数の参加ありがとうございました。

みなさま　　４月３０日のご案内です。　　　　　　西英子

鋭いマスメディア批判をしている北村肇さんの講演会です。

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『週刊金曜日』発行人　北村肇さんの講演会

　原発という犯罪　メディアは何を伝えたか

　　被曝者、避難者はどうなっているのか
　　原発事故は「収束」しているのは本当か
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日　時：　４月３０日（火）　１８時～２０時半　(夜間です）

場　所：　名古屋市　女性会館　３F　大研修室

講 師　: 北村肇（『週刊金曜日』発行人）

主　催：北村肇講演実行委員会
参加費：　１０００円
連絡先：　西英子（０５２）８０８－３２４１


●２０１３年２月２３日、福島県は事故当時１８歳以下であった県民３６万人
のうち３万８１１４人の甲状腺がん検査の結果を発表しました。
１０人が悪性か悪性の疑いがあり、うち３人は手術をしました。通常、小児
甲状腺がんは１００万人に一人といわれているので、この結果は異常です。
それでも、福島県は「被曝の影響はない」と言っています。
その理由として、「チェルノブイリでは事故後４年くらいは甲状腺がんの発生
はなかったから、福島のものは原発事故によるものではない」と言っています。
しかし、これは間違いで、この間に検査が行われておらず、データが存在し
ないからだそうです。
福島の甲状腺がんの原因が原発事故でなないという理由にはなりません。

●　避難者は県内外で１５万人を超えています。今後は、年間２０ミリシー
ベルト以下の地域が「避難指示解除準備区域」に指定されると避難者は帰えら
なければならなくなります。「福島は帰れる場所ではない」という声もある
のに。御用学者は「年間１００ミリシーベルトまでなら大丈夫」という。
日本の法律では一般人は年間１ミリシーベルト以下とされています。
政府は避難者を早く帰還させて「原発事故はなかった」ものにしたいのでしょうか。

●　「収束」とは名ばかりで、メルトダウンした核燃料は原子炉の中にたまった
ままです。使用済み核燃料はプールに入ったままです。
放射能を含んだ冷却水はたまるばかりで、貯蔵タンクが敷地内に林立しています。
その処理の目途もありません。冷却装置は停電などのトラブル続きです。

　福島の原発事故は犯罪です。エレベータ事故ならただちに検察が強制捜査に
入るのに、こんな大きな原発事故がおきても何の動きもありません。
マスメディアはこの不条理を追及しません。
どこからもお金をもらわない週刊誌「金曜日」の発行人の北村さんは、メディア
が書かない真実を報道するために奮闘しています。
北村さんは、いまメディアは何を報道すべきか、みなさんに語ります。