riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">豪華でしみじみアンナ・カレーニナ</span>

 
遠くはヴィヴィアン・リーのアンナをテレビで見た記憶が、
最近では一路真輝のミュージカルを観ました、今年の再演は観ませんでした。
 
学生時代に原作は読みましたがそんな大傑作とも思えずただ不倫の果てにと言う感じ?で好きな題材でもなかったのですがミュージカル誌で萩尾瞳さんが過去作とは一味も二味も違う、カレーニンを描いたラストシーンがしみじみと良いと書いているので観に行きました。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
映画レビューでは舞台見慣れない人は辛口になっていますが、舞台大好き人間としては劇作家として評価の高いストッパードの脚本で舞台上と舞台裏で見せる展開も凝っていて、見せます。
やっとアンナと対極なリョーヴィンの農村と信仰に生きる姿がはっきりわかりました、今まで何を観ていたのでしょうか(恥)
 
リョーヴィンが農民とともに草を刈ったりの重労働したり兄の面倒を観たり、異民族の兄の妻が気の毒で…そんな場面も印象的です。
 
劇場の幕が開くとモスクワ駅だったりカレーニンの邸宅だったり。
書割の舞踏会場♪
 
衣装や装身具、ネックレス、ピアスが豪華で凝視してしまいます。
ヴロンスキー役が美男で満足
キーナも綺麗~
 
あのジュードロウのカレーニンが嫌味な夫に描いていない。
 
悲惨な結末だけで観客を帰さない、白い花が揺れる草原~ほっとします。
 
音楽も良いので最後まで席を立たない方が多い。女性客で一杯、中には熟練カップルも。
 
一路さんのミュージカルは息子を呼ぶ歌声が印象的でした。
 
あの頃は愛のない結婚がほとんどではないでしょうか、顔も見たこともない人と結婚したり。
財産を守るため家のために結婚し、恋愛はそれから別の人と、フランスなどそうでしょう。
 
日本では明治民法では女性だけに(酷いでしょう、日本国憲法に男女平等項目取り入れたベアテさんは日本女性の地位の低さを知っていました)姦通罪、堕胎罪が課せられていました。
 
 
 浮気している兄の場面では喜劇タッチ、その職場風景は
傑作ミュージカル映画プロデューサーズ」に似ています。
 
 
ロシアの文豪L・N・トルストイの代表作を実写化した大作ドラマ。19世紀ロシアを舞台に、青年将校に惹(ひ)かれたのを機に政府高官である夫との愛のない結婚や社交界から離れようと決意した女性に振り掛かる試練を追う。メガホンを取るのは、『つぐない』『ハンナ』などの鬼才ジョー・ライト。『つぐない』でライト監督と組んだキーラ・ナイトレイが、許されぬ恋に身を焦がしながらも自分らしく生きようとするヒロインのアンナ・カレーニナを熱演。実力派スターが集結した豪華な共演陣、豪華絢爛(けんらん)な衣装や美術も見どころだ。ヤフー映画
 
雑誌に発表した当初から賞賛の声に包まれた[11]ドストエフスキーは「芸術上の完璧であって、現代、ヨーロッパの文学中、なに一つこれに比肩することのできないような作品である[12]」、トーマス・マンは「このような見事な小説、少しの無駄もなく一気に読ませる書物、全体の構造も細部の仕上げも一点非の打ちどころのない作品[13]」と評し、レーニンは、本がすり切れるまで読んだと言われている[14]桑原武夫は「この間お目にかかった志賀直哉さんも、近代小説の教科書といっていい、ともらされております[15]」と発言している。
2002年にはノルウェー・ブック・クラブ(Norwegian Book Club)が選定した「世界文学最高の100冊」(en:The 100 Best Books of All Time)に選ばれ、2007年刊行の『トップテン 作家が選ぶ愛読書』“The Top Ten: Writers Pick Their Favorite Books”[16]においては、現代英米作家125人の投票により、世界文学ベストテン[17]の首位を占めた。