<span itemprop="headline">猫の大量遺棄・・・これが犯罪でなくて何なのか?</span>
大量遺棄猫の保護、通院、世話でブログ更新滞っておりましたm(__)m
先週の日曜日、5頭の状態の悪い猫たちが遺棄されて、
その後、今日までに全部で13頭、
そして、7月末に遺棄された2頭を合わせると、
合計15頭が、この2週間のうちに、同じ公園に遺棄された。
この子たちは、みんなよく似た毛色で、顔も似ているし、
風邪引き、目の欠損、部分的に毛がはげているところ、
何より、みんな、すえた様なきつい臭いがして、足の裏も汚れている。
おそらく、同じ犯人が遺棄したのだろう。
全部一度に遺棄したのか、
何頭ずつかに分けて運んだのか?
日曜、月曜から金曜日までにかけて、
捕まる順に数頭ずつ保護。
まだ逃げてしまって捕まっていない子もいるし、
目撃されていない子もいるかもしれず、
本当は全部で何頭が遺棄されたのか、
知る由もない。
この公園は、毎年たくさんの猫が遺棄されるけれど、
今までは、子猫が多かった。
それが、去年あたりから、成猫も遺棄されるようになって、
今年の、この子たちは、7,8カ月~1歳くらいだろうか?
健康状態が悪い上に、この子たちの中には、
体や頭に比して、四肢が弱々しく、筋肉が全然ついていない子もいる。
お腹がすくと、猫砂を食べてしまう子も。
普通の健康に成長した1才前後の猫なら、
狭いケージの中でじっとしていることはないけれど、
この子たちは、出たがりはするけれど、ケージの中でも
落ち着いて過ごしている。
目の欠損の様子からしても、風邪をひいてもほったらかしにされ、
必要な治療も受けさせてもらえなかったことは明らかだ。
そして、足の裏がとても汚れている。
ふつう、猫の肉球は、猫のチャームポイントのひとつで、
きれいなピンクだったり、黒豆のようだったりするが、
この子たちの足の裏の汚れ具合は、
飼育小屋でほったらかしにされているウサギの足の裏の様。
狭いケージの中に、あるいは、部屋の中に何頭も押し込んで、
食事も満足に与えていなかったのだろう。
目がなくなってしまうほど酷い状態でも、病院へ連れて行かず、
体から悪臭が漂うような劣悪な環境に置いて放置していた。
その一方で、これほど人馴れしている子たち、
犯人は、この子たちを可愛いと思い、
優しい言葉をかけ、体をなでてやり、だっこもしていたのだろうか?
たとえ、そうだとしても、虐待と遺棄は犯罪だということ、
疑うことを知らない子たちを裏切ったことを、
その犯人は、今頃なんと思っているのだろう。
それにしても、なぜ、世の中の仕組みは、こんなにも捨て猫に寛容なのか?
これが、もし、15頭の風邪引きの、片目がない牛であったら?
馬であったら?鶏だったら?
経済動物だったら、もっと騒ぎになるだろうか?
とにかく、絶対に捨て猫はダメ!という空気がもっと強くならないと。
「捨て猫しても誰かに拾ってもらえる」、なんて大間違い!
捨て猫という他力本願な、情けない習慣は、なくなってほしい!
単なるボランティアである、個人である私たちにできることは限られている。
だけど、この猫たちの過酷な現実を変えたい、
だから、ぜひ、今のこの子たちの現実を知ってください。
<m(__)m>
保護4日目。この子も片目が欠損している。顔の傷もまだ痛々しいけれど、
人が近寄るとゴロゴロ言ってごろんごろん転がって、喜んでくれる。
右目は少し白濁しているけれど、普通に見えているようです。
顔の傷さえ乾けば、里親さん募集します。
もちろん、この状態でもお世話してくださる方、大歓迎です!
保護された日。体中汚れていて、疲れた様子。
まずは、お風呂に入って、きれいにしました。
ふわふわの真っ白の毛、黒のぶち。
可愛い女の子です。
こちらのボクは、体重4キロ、大柄な男の子です。
四肢が痩せていて、特に後ろ足に筋肉がついていません。
幸い、風邪はひいていません。
すごく懐こい性格で、誰かにそばにいてほしいタイプ。
この子たちの里親様、一時預かりさん、大募集しています!!
どうか、1頭でもいいので、助けていただけると、本当に有難いです。
ケージ、貸し出します。
また、この子たちにかかる医療費、餌代等、ご協力いただけると、
とても助かります。
お願いばかりですが、
どうか、よろしくお願い致します。
<m(__)m>
次回譲渡会は、
8月18日(日)
10:00~11:30
コラビア
です
詳しくは、こちらを
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転載元: おおぶ地域ねこの会のブログ