riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">福島・双葉に美しいバラ園があった(涙)</span>



2010年 - 2012年
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ひょんな事から稲沢の劇場に行き、時間があったので稲沢荻須記念美術館と図書館に寄りました。美術館は二回目、日本画家が描いた西洋風景展 -滞欧作を中心として-. 10/26 - 12/8
竹内栖鳳の月の絵を観ました。
美術館も図書館も立派です。雑誌世界がなくて園芸雑誌読んでいたらこんな悲しい記事を見つけました。
なぜこんなバラ園をしらなかったのか。
 

 
 
双葉ばら園」は、福島第一原子力発電所からおよそ8kmの場所にありました。 「わが国 で最も美しい個性的なバラの庭園」「手入れの徹底さは群を抜いている」と賞され、この 園の見学だけが目的の日帰り観光バスツアーが組まれるほどの名園 ...
福島県双葉郡双葉町、今は警戒区域に指定され許可なく入ることのできないこの町に、2万坪のバラ庭園がありました。モダンローズ・オールドローズ・原種など700種類、約7.500株のバラがあり、5月下旬から晩秋まで、訪れる人々を魅了してきました。
■「双葉ばら園」
「双葉ばら園」は、福島第一原子力発電所からおよそ8kmの場所にありました。
「わが国で最も美しい個性的なバラの庭園」「手入れの徹底さは群を抜いている」と賞され、この園の見学だけが目的の日帰り観光バスツアーが組まれるほどの名園は、2011年3月12日に突然、打ち捨てられることになりました。
原発に近く、政府の避難指示を受け戻ることが叶わなくなったバラ園は、ただ荒れていくばかりです
写真展を開く
そのバラ園のことを知ってもらいたいと、かつて「双葉ばら園」に足を運んだことのあるバラの花の大好きな人たちからの声がだんだん大きくなり、写真展を企画しました。
会場には、10年以上この園で春の撮影会を開いてきた「横浜ばら写真の会」のバラの花と、園主・岡田勝秀氏が2010年6月に撮った花の盛りの園と、2012年6月と11月に写真展のために撮影した園の有様を展示します。
写真展は2013年1月31日(木)~2月13日(水)新宿御苑前のHCLフォトギャラリー、2月8日(金)~14日(木)銀座のフレームマン・ギンザ・サロンの2会場で震災と避難の日から2年目のちょうど一か月前、2月11/12日を含めた期日に開催します。
これらの写真は、3月11日に福島で展示する準備をしています。
素敵なバラ園でした
「緑の芝生と大きな木々、たくさんのバラ。中にいるだけで幸せになれるバラ園でした。」
「岡田さんに、もう一度、大雨が降った直後でもびくともしないバラを持ったバラ園を、岡田さんの感性の凝縮されたバラ園を、無念の思いを乗り越えて作って頂きたいです。」
「原種、モダンローズ、オールドローズイングリッシュローズ、ツルバラ、バラの種類が全部詰まっていて、それぞれに合わせて手入れされ、活き活き咲いていました。」
「個人のバラ園だから、青年のころからの夢のかたちを40年かけて作り上げることができたのです。40年前は、国内の苗木は限られた種類しかなく、イギリスから取り寄せ、増やしていったそうです。」
「花の姿が良く、愛情を受け、のびやかに咲いていました。」
「高い木が配置されて、自然の中に咲く色とりどりのバラ、イギリスを彷彿とさせるバラ庭園でした。」
■ご支援のお願い
写真展の準備が始まった直後に、会場の費用を負担することになっていた企業から、突然、写真展の援助は2012年末で終了する、と通達があり、その費用分を作らなくてはならなくなりました。
ご支援いただけましたら、会場にお名前を掲示し、「双葉ばら園」で撮影したバラの写真のいろいろをお届けすることができます。ご支援をよろしくお願いいたします。

 
自然、動物、人間、空気、だけでなく植物も、愛されたバラ園がすべて恐ろしい廃墟になってしまいました。
 
このバラ園園主の岡田勝秀さんはつくば市に非難、講演会活動もされています。
手塩にかけたバラ園が廃墟になり、作られた岡田さんはどんなに悲しいことでしょう。
 
追記 岡田さんは2代かけて養鶏場からバラ園にしたそうです。