riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">丸山明宏・田村正和黒薔薇の館と花子とアン</span>

 
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先日の「それでも夜は明ける」は動画も写真もなぜかUP出来なかったのですが、
今日は二回目でやっと出来ました。
 
お正月に録画して母の事で観る暇もなくやっと
昨日のMIWAに続けて見たのがこの映画。
前年の『黒蜥蜴』に続く、深作欣二監督、丸山明宏主演作品である。横尾忠則が題字を手がけた。
資産家の佐光喬平が半ば趣味で経営するサロン「黒薔薇の館」を一人の妖艶な女が訪れるようになった。藤尾竜子と名乗るその女は毎晩黒薔薇を片手に愛を歌い、サロンに集う男たちを魅了していった。竜子を追って男たちがサロンを訪れるが、竜子は冷たく対応するだけであった。ついには竜子を巡って自殺や殺人まで起きる。竜子の虜となった佐光は、彼女が気に入るように館を改装し、竜子が館の女主人として君臨することを許した。
ある日、佐光の次男で放蕩息子の亘が黒薔薇の館を訪れる。佐光の留守中に亘と竜子は関係を深めていく。
丸山明宏 佐光喬平 - 小沢栄太郎 佐光亘 - 田村正和 大友 - 西村晃 津川 - 川津祐介 風間 - 内田良平 ジョージ - 城アキラ
 
 
黒蜥蜴はビアズリーの絵が出てきますが、こちらはミュシャや横尾さんの題字。
 
アールヌーヴォ好きです~
 
ある映画レビューには紙石鹸より薄い田村の演技とあり笑ってしまいます。
 
懐かしい俳優たちに若い頃の宝塚の男役スターのように美しい丸山(美輪)明宏、
 
衣装やヘアーをとっかえひっかえて替えての歌の場面、楽しい~
これが深作監督作品とは。
 
昔の映画は主役を盛りたてていてワクワク、
実際にこんな女性がいたら大迷惑でしょうが。
 
フランス語の美輪さんの「黒蜥蜴を探して~」も観ました。
 
美輪さんは長身でなくバカにされたから女装されたようでこれは初めて知りました。
 
ヨイトマケの歌でドレスやめて白いシャツとズボンで歌ったら仕事こなくなったそうです。
 
世の中って変ですね。同じ人間なのに。
 
美輪さんは昔お風呂屋さんで立派な身なりした人がそれを脱ぐと貧相な体で、貧しい方が立派な体格していたと、労働で鍛えたのでしょうね。見た目で判断するのも変ですね。
 
前から美輪さんの本も読んでます。
玉三郎丈の素晴らしさにも言及されています。
 
玉三郎丈も黒蜥蜴を草刈さんと演じてます、観てないのが残念。
 
WOWOWはこのような映画も放送してくれるから嬉しいですね。 
 
笠原和夫のドキュメンタリーや高遠さんモデルの映画も放送してくれました。
 
仁義なき戦い」の脚本家の笠原さんの分厚い本「昭和の劇」読んだら昭和天皇の秘密も凄く詳しく調べていてびっくりしました。さすがです。
彼のメモは又とても詳しい、年表に有名人の死亡した年、死因を書きこむ、好きな映画は何回も映画館に通うシーンごとに詳しくメモする、
よい仕事をする方は違いますね。
 
花子とアン、漣子(白漣)の姑について
 
ステレオタイプの姑の描き方に疑問もって調べていたら
 
本当は英語が堪能な聡明な方で、女を家事に縛り付けたりしない。
息子が結核で働けなかった間、必死に文筆業で家計を支えた嫁・連子。
その間、家事と孫育てを担い、連子をサポートしたのは姑でした。

夫も自由主義の活動家で苦労されましたが、大恋愛だったとか。
 
宮崎滔天の妻ですからね、どうしてドラマはあん何意地悪姑にしたのでしょうか。
 
色々変な設定のある花子とアン、最初の方の女学校の部分は面白かったのに残念です。
お姉さまは夏目漱石作『草枕』のモデルだそうです。