<span itemprop="headline">犠牲的愛か本当の幸せか宝塚月組二都物語</span>
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宝塚の舞台中継があると習慣でほとんど録画するのですがちょっと見ただけで放置してしまいます。
それなのに画像悪い30年も前の大地の舞台を思わず観てしまいました。
大地・黒木がはまっていてなかなか良かったです。
国民が災害にあってるのにゴルフの方が大事な総理たちと違い身代わりになって処刑される主人公に胸を打たれます。
「愛を知らず、自堕落で刹那的に日々を過ごしてきた孤独な人間が、愛を教えてくれた誰かの幸福を守るために自らを捧げることで、自らの生涯において最大の幸福を全うする」
http://ameblo.jp/hanatukiyukihoshisora/entry-11194782076.html
http://ameblo.jp/hanatukiyukihoshisora/entry-11194782076.html
どうしてこの人は有能なのに人生に倦みこんなに飲んだくれたのでしょうか。
井上芳雄も演じたこの役、未見です。
恐らくは元々正義感が強すぎるが故に酒池肉林に浸らないと厳しい現実を生きてこられなかっただけ、という点までが、何となく伝わってきました。脚本の巧さと表現者の力が綺麗にマッチした瞬間とでも申しましょうかhttp://d.hatena.ne.jp/waterperiod/20130721/1374434409
この時代はフランス革命が起きた激動期、悪人がまんまと亡命し生き延びたり理不尽なことも多かったからでしょうか。
私は女性革命家が夢破れたり迫害されたのが気にかかります。
あの時代に革命に参加し男女平等も求めたのに。
二都物語に戻って…
酔っぱらった勢いでルーシー宅に押し掛けるカートン
ルーシーは「私がお話をうかがってあなたの気持ちが少しでも楽になるならお話を伺います。」と優しい。
カートン「僕の魂の最後の夢がルーシーさんでした。」
ルーシー「あなたのお力になれることはありませんの
少しでもお慰めが出来るなら」
カートン「あなたのために又あなたの大切な人のために命も捧げます。」
いい台詞ですね。こんなこと言えませんが。
ルーシーとチャールズの幸せな結婚式で
カートンは一人エプロンステージで歌う、これも名場面ですね。
原作はチャールズ・ディケンズ。フランス革命を背景に、愛する人の夫の身代わりとなり処刑される若者の姿を描く。月組主演コンビの大地・黒木の退団公演。'85年月組・宝塚大劇場。脚本・演出は太田哲則。大地真央、黒木瞳、剣幸 他。舞台は18世紀のロンドン。シドニー・カールトン(大地)は弁護士でありながら、半ば世捨て人のような暮らしを送っていた。そんなある日、テームズ川の河畔で美しい娘ルーシー・マネット(黒木)に出会い、その美しさに魅せられる。彼女は、パリ生まれだったが、両親を亡くし、家政婦に引き取られて、ロンドンで暮らしていた。ところが彼女の父は無実の罪でパリの牢獄に永年囚われていただけで、釈放されていたことが判明する。1年後、シドニーはスパイの嫌疑を受けたチャールズ・ダーネイ(剣)の弁護を引き受け、ルーシーと再会する。ルーシーはチャールズと結婚するが、実はチャールズこそマネット博士を陥れたエヴレモント侯爵の世継ぎで、侯爵の地位を嫌いイギリスに来ていたのだった。やがて、フランス革命が勃発し、チャールズはフランスで逮捕される。そしてシドニーはルーシーのために、チャールズの救出を決意する。http://www.skystage.net/Prgm/Detail/739.html