<span itemprop="headline">胸に迫る玉三郎・中車、番場の忠太郎朗読劇!</span>
このような特別のイベントは行けないのですがNHKBSで深夜に放送してくれました。
テレビでは抜粋ですが。
一番右側が鉤簾の戸、これは八千代座公演のポスターなので今回の演劇人祭公演ポスターではありません。
以前勘九郎の襲名披露公演で観たことなある番場の忠太郎、
子供の時錦之助の映画で観たのが懐かしい。
今回はお二人とも素のままの朗読劇なのに、すごく引き込まれました。
どうしても中車の父と決別していたころの実話と重なっていやがうえにも感情移入してしまいます。
実の母はもう忠太郎は死んだ、そんなやくざになってくるなと冷たく突き放すのですが
忠太郎は母が貧しかった時のため100両もの大金を持参、
ふた親ともなくしてやくざになるのはしかたないと…
母のほうは今の生活を守りたいし突然来られてもという心境なのでしょう。
このような良い役をいただいた中車、息子さんの市川 團子ちゃん、評判が素晴らしいし、歌舞伎役者として親子で全うしてほしいです。
私は歌舞伎だけやれとは思いませんけど。
まだ生で市川 團子チャン、見たことがないのが残念。
『鉤簾の戸(こすのと)』は「遊女の世界を詠んだ歌詞が素晴らしい」と、近年、玉三郎が何度も舞台で取り上げているもの。
短くて動きが少ない地唄舞ですが目が離せません。この立兵庫(たてひょうご)、着物がさすがにお似合い。
激務で痩せられたのでしょうか。
お休みを取っていただきたいです。もともと丈夫な方でなくお若い時は休演もしばしばあったとか。
以前BSで梅若さんお舞台見て感激しました。
あとは京都の上賀茂神社で公演のポスター見かけただけです。
桜満開の中で観たら寿命が伸びそうです。