riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">人々と共感し、共振し、山を動かす 追悼土井たか子さん 保坂展人</span>

勉強になりました。
 
 
人々と共感し、共振し、山を動かす 追悼土井たか子さん 保坂展人
世田谷区長 世界12月号報道崩壊より
「あたかい人間の言葉で語りたい、3メートルの距離から見た土井たか子90年リヨン社刊絶版
 保坂さん
私は土井さんから憲法の使い方を見よう見まねで習得した。政治とは言葉であり、その言葉は洗練され練磨されたものでない出なければ時代をうごかすことは出来ないということを教えられた
 
互いの真剣な言葉が交錯し、論理がぶつかりあう議論の場がまれになっている現状で土井さんの歩みと言葉を振り返ってみることは大事なこと
 
資料の山と格闘して言葉を洗い出し、丹念にとことん勉強する努力家
 
外に出るとき必ず紙袋に沢山の資料を入れて持ち歩いていた。
どこでも資料が取り出せるようにと、ひたすら紙袋は膨らみ重くなる
 
初当選は1969年、活躍の場は希望者が多くない外務委員会だった。
委員会審議の場こそ、土井さんの花舞台で一人で4時間ぶっつづけに質問を続けたことがあると言う。
 
「条約審議に持ち時間などありません。委員会がわかった、もう聞くところがないというところまで審議するのは当たり前だった。」
 
答弁に立つ官僚も土井さんの質問にさらされて鍛えられていった。
 
小選挙区制になってから国会の議事録はどんどん薄くなっていく
 
条約2本をたった2時間で審議衆力させた。
議事録の厚みは激減、審議が法案修正に結びつくこともまれになり議員の質も劣化。
 
法務省があるはずのない資料をない、さがしていると詭弁を弄していると土井さんに愚痴ると
メガネの奥から強いまなざしで「国会法104条といっておやり
 
国政調査権である。国権の最高機関に与えられた国政調査権を政府は拒むことが出来ない。
やがて私は与野党が一致して国政調査権発動の可能な状況を作り出して「刑務所の受刑者の医療カルテ」が段ボール何箱も積み上げられた資料を入手。委員会での集中質疑を受けて明治以来の監獄法の廃止、受刑者処遇法への抜本改正への結びつける仕事をした。
土井さんは憲法の使い手、憲政の粉であった
 
激情に駆られて言い放つ失言・放言の類がまるでないすきのない人だった。何回ナチスのような失言しても首が飛ばない国っておかしい、変です。
街頭やメディアに乗せていった言葉も、ち密に構築されていて、隙がなかった。
 
土井さんの周辺には安保・外交・環境・社会保障と分厚いブレーンが囲んでいた。
15分の代表質問を作るのにも、たった10分の党首討論のためにも何人もの専門家が土井さんを取り囲んで助言しぎりぎりまで時間をかけて練り上げられた質問原稿を作製する。文字通り全力投球だった。
 
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