riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">大傑作ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー</span>




今日中日劇場の宝塚公演「風と共に去りぬ」を観ましたが
昨夜は一大決心して遠い港まで映画を観に行きました。
評判高い映画です。

一昨日はDVD買えばいいと思って映画館に行くのをあきらめたら気分まで悪くなって。良質の舞台・映画は私の生きる力になっているようです。関心ない方にはお笑いかも。

ビリー・エリオットは大好きな社会派映画(リトルダンサー)のミュージカルの舞台の映画です。
ややこしいでしょう。

5日間だったかの限定でしかも夜7時15分からの上映のみ
帰宅したら11時過ぎていましたが3時間があっと言う間でした。

港周辺は遠いし土地感乏しくナビに翻弄されるので苦手な場所です。
「アニー」はどこでも長くやってるのに。世の中不公平です。

こんなに良い映画なのに。
お父さん役の俳優はとても演技には見えません。

イギリスの映画は演劇魂というか社会的事件絡ませて迫真!

リトルダンサー」は炭鉱労働者の大規模なストとサッチャー批判を織り込んで子供の才能を伸ばす映画です。

「ブラス」も炭鉱夫たちの話で96年作、まだ入れ替え制になる直前の映画で満員で座ってみた記憶があります。

石炭はまだまだたくさんあるし超危険で高い原発はいりません。



炭鉱夫があのアルバートホールで演奏♪これもお勧め映画です。



ビリーエリオットは、最年少の主役めちゃ可愛くて上手い同名のビリー君の紹介で始まります。
このセットがいいです、らせん階段がせりあがりビリーの寝室になります。

あとの中心部分はビリーの家になったり集会場になったり、炭鉱夫と警察官とバレエ習う子供たちが入り乱れる闘争場面に、うなります。
なんて巧みなんでしょうね。

11歳のビリーのほとんど出ずっぱりの過酷な舞台
脱帽です。
音楽はエルトン・ジョンが担当
私がミュージカルにはまったのもロンドンの「レ・ミゼラブル」「ジーザス」からです。

可哀想なことにビリーの母はもう他界していてときどきビリーの幻想に現れます。

お母さんも当然ビリーが大人になるのを見守りたかったでしょう。
泣けます。

軽い認知の祖母と父と兄の4人家族。男の子がバレエなんて飛んでもない時代でボクシングを習わせていたと思っていたお父さんは激怒します。

でもバレエ教師が彼の才能を見抜いてロイヤルバレエスクールのオーデションを勧めます。

こういう方がいるから子供は成長できますね。

他にも色々笑わせて泣かせて。

某朝ドラは喜劇を履き違えています。どうでもよいくだらないギャグ。
傑作映画・ドラマや文学読んで勉強しているのでしょうか。

「相棒」は又お屋敷が出てきましたね。


ビリーの友人役も芸達者でなくては務まりません!

ビリー役は27人?もいるそうで層の厚さに感嘆、
日本では上演できないのでしょうか。

この舞台は映画撮影のため全員出ています!

一幕の最後のバレエシーンは宙乗りも含めて圧巻です。

皆さんも飛んだ気分になれますよ~

アンコールシーンも皆さんは力入り大胆なコスチュームで楽しませます。

あの劇場、レ・ミゼ観に行ったところか、オペラ座の怪人か?

あちらはミュージカル上映もオペラ劇場が多い、
ウィーンの「エリザベート」はモーツアルトのオペラ初演劇場でした。

美術館も元お城や貴族の館が多く入るだけでも幸せです。

映画リトルダンサーはモデルとなったアダム・クーパーが最後に登場してその筋肉隆々の後ろ姿にドキッとしました。

このミュージカル版にもクーパーへのオマージュか、白鳥の湖の曲が出てきます。

映画ではトップダンサーになった息子の舞台をお父さんが見に来ます。

それが男性だけのスワンレイク、録画鑑賞ですが衝撃的でした。
イギリス王室への風刺もきいてます。

生の舞台は見逃して残念です。


を目指す少年の姿を描き、日本でも大ヒットを記録したヒューマンドラマを基にしたミュージカルを映像化。映画版でメガホンをとったスティーヴン・ダルドリーが監督・演出を務め、音楽監督はエルトン・ジョンが担当。14年9月28日にロンドンで上演された本作のフィナーレではビリー役を演じてきた27人が共演する特別な演出となっている。http://movie.walkerplus.com/mv56821/

1984年、ストライキに揺れるイギリスの炭鉱の町。11歳の少年ビリー(エリオット・ハンナ)は、炭鉱夫の父と兄、軽度の認知症の祖母と暮らしていた。生活は決して豊かではない。まだ母の面影を追う息子に、父は強い人間になって欲しいとボクシング教室に通うことを勧めるが、なかなか上達しない。そんなある日、偶然に目にしたクラシック・バレエに興味を抱いたビリーは、猛反対する父に内緒でバレエを習い始める。その素質を見抜いたバレエ教師のウィルキンソン夫人の指導でぐんぐん上達してゆくビリー。“ロイヤル・バレエで踊りたい”息子の才能と夢を知った父は、一大決心を固める……。

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追記
(1地幕の終わり)あまりに美しく、あまりにドラマチックなこのシーン…。今回の劇場版では、さらなるサプライズが仕掛けられた。成長したビリーを演じ、踊るのが、2005年の初演でビリーを演じた3人のひとり、リアム・ムーアなのだ! 現在22歳のリアムと、11歳のエリオット・ハンナ。時を超えて出会う2人のビリーの共演は、想像の枠を超えたカタルシス! これぞ、舞台の醍醐味! さらにオリジナル版のキャスト3人を含め、これまでビリーを演じた27人が集まってのカーテンコールまで、アドレナリンは上がりっぱなし。この日、一日のセレブレーションも、今回の劇場版だけのスペシャルなのだ




タップやピルエット、ジャンプ、難しいですよね。
片手で椅子を軽々とクルクルと回しながら踊るシーンも目に焼きつきます。

追記
アングリーダンスのナンバー、バレエを禁止されたビリーの怒りのタップに、織り込まれる、これは舞台ミュージカルだからできる圧巻シーン。

幻想のバレエ・シーンが感涙もの。

ダンサーを夢見るビリーと未来のビリーのデュエットバレエをフライングで見せる。ここで大人のビリーを踊っているのが市大ビリーの一人リアル・ムーア。彼は長じて本当にバレエダンサーになった。物語を地で行く現実に驚き又感動。

カーテンコールでは初代以来のビリーが27人そろって圧倒的なダンスを見せる。

見落としたらもったいなさすぎる。

ミュージカル20151・2月号 萩尾瞳

本当にバレエダンサーになった。