<span itemprop="headline">日本国憲法の制定プロセス(1)日本国憲法は古くはないし、押しつけでもない</span>
日本国憲法はアメリカからの押しつけ ?
古いので、時代遅れ ?
敗戦国に押しつけられた憲法だから・・いつまでも日本は敗戦国のまま?
「押しつけ」だとか「古い」だとか・・・こんな言葉で騙そうとする自民党
Ⅰ 押し付け憲法論について
(2)ハーグ陸戦条約 違反である
(3)英文原案が日本政府に交付された
ただ、それならば、それは全部が全部押しつけられ、強制されたといい切ることができるか?といえば、当時の広範な国際環境ないし日本国内における世論なども十分分析、評価する必要もあり、さらに制定の段階において、いわゆる日本国民の意思も部分的に織り込まれた上で、制定された憲法であるということも否定することはできないであろう。」
(4)自主憲法を制定しようと言うスローガン
「明治憲法は天皇が下された欽定憲法であり、今の憲法は、占領中、占領軍の有力な指導、影響でできた占領憲法だ。我々は初めて、国民憲法をみんなでつくろう・・(中曽根康弘、衆議院憲法調査会、2000 年5 月11 日)
「占領中にできた、・・やはりこれは私たち日本人の精神に大きな影響を結果として及ぼしているんじゃないか・・・そういう意味で、今度こそ根本的に私たちは私たちの手で新しい憲法を作っていくということが、私は極めて重要なんだろうと思います。」(安倍晋三:自民党幹事長、衆議院憲法調査会、2000 年5月11 日)
2 押し付け憲法への簡潔な反論
(1) ポツダム宣言には以下のように記されており、
「民主主義実現」、「言論、宗教思想の自由、基本的人権の尊重」
「平和的傾向と責任ある政府」
これらを具体的に実現するために、憲法改正が求められた。
(2)憲法改正要求はハーグ陸戦条約に違反するとされる件に関して
(3)政府に渡された英文のGHQ草案の内実は、相当に日本製である
後に詳しく見るように、この英文原文は、GHQ法規課長ラウエルが中心となって
実質的に、日本人の中のリベラルな人々の影響を受けている。
ここは、わかりやすいですね。→今の「戦争立法」をみれば一目瞭然。
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以上、民主的で、国民の人権を尊重し、二度と政府主導の戦争にならないように、国民が政府をしばっているのが日本国憲法です。
*「民主的」という文字を見てみると・・民主的とはあくまで、国民主体。
国家が主体となるので、国民は国家に縛られ、強制され、私たち個人の人権の尊重より何より国家が優先されます。
自民の改憲草案の方が内容的には、古い体制のものです。
転載元: mimiの日々是好日