riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">リテラの記事からふたつ…「司法までが」そして「誤報」</span>


安倍首相がデマ拡散、菅直人に訴えられた名誉毀損裁判で不当判決!


河合博之弁護士制作のドキュメンタリ映画「日本と原発」を見て、最初に思ったのは、管元総理の指示がなければ、日本全土はあの福島原発の事故によって壊滅していたのでは、ということ。
鑑賞後に書いた記事の一部が以下。海水注入中止を管さんが発するはずもなく、そう言う場面も勿論ありませんでした。


映画を見て最も衝撃的だったのは、福島第一原発事故が起こった翌日か翌々日、2号機の放射能濃度が異常に上昇し、非常に危険な状況に陥り、もし爆発が起これば、東日本は壊滅の危機に瀕していたという事。
撤退も視野に入っていた東電に管首相は、撤退はあり得ない旨を伝えます。しかし、正に奇跡としか言い様がない翌日の2号機の放射能濃度低下により、爆発の危機は回避。
危険度が如何に高かったか、それを感じながら見るうちに、体が硬直していきました。
「日本と原発」の記事はここ~以下リテラより~

つい先程、唖然とするような判決が下された。菅直人元首相の福島原発事故対応について安倍晋三首相が自身のメルマガで事実と異なる記事を掲載、名誉を毀損されたとして菅元首相が安倍首相を相手取った訴訟で、東京地裁は菅元首相の請求を棄却したのだ。

安倍首相は問題となったメルマガで、2011年5月20日に菅総理の海水注入指示はでっち上げ」と題し〈やっと始まった海水注入を止めたのは、何と菅総理その人だったのです〉〈これが真実ですと断言。しかも翌日には読売新聞産経新聞が同じ内容の記事を一面で報じ、22日には再びメルマガで〈海水注入を一時間近く止めてしまった責任はだれにあるのか?菅総理、あなた以外にないじゃありませんか。真実は明らかです〉と再び攻撃した。

だが、これはすでに明らかになっているように、まったくのデマだ。海水注入を止めるよう指示したのは東京電力の武黒一郎氏であり、故・吉田昌郎所長はその指示を無視して海水注入を継続させたのが“真実”だ。これは吉田所長も証言している。

安倍首相がデマを撒き散らしたという事実はもはや言い逃れできないものだが、この菅元首相の訴えを東京地裁は棄却した。しかし問題は、その判決理由だ。永谷典雄裁判長はこう述べたという。

注入を中断させかねない振る舞いが菅氏にあった
「記事は事故対応の詳細が判明する前に発信されていた上、菅元首相の資質や政治責任を追及するもので公益性があった」(「産経ニュース」より)


思わず目を疑ってしまうが、つまり、別の事実があっても「かねない」という可能性さえあれば、そして「詳細が判明する前」であれば、名誉毀損は成立しないと、裁判所が判断したわけである。(以下続く




――司法がここまで政権寄りの判決を出すとは思いもしませんでした。
法を司る人間としての矜持はないのか、「三権分立」はどこへ(もともと存在しなかったのかもしれませんが)。
判決を知って、たまらない虚無感に襲われました。




そしてもう一つ。news23への攻撃は
尋常でありません。
このデマ情報を、私は信じてしまっていました。

やっぱり…TBS『NEWS23』で岸井に続き膳場貴子降ろし!“育児専念降板”のマタハラ情報流され膳場が反論

危惧は現実になってしまったようだ。本日、スポーツ報知が「TBS膳場アナ、NEWS23」来年3月末降板へ「育児に専念したい」」という記事を出した。

が、その際に、岸井氏だけではなくメインキャスターの膳場貴子氏についても、「産休に入る膳場さんを、復帰させずフェードアウトさせるという計画もあるようです」というTBS関係者の証言を掲載していた。
やはり、本サイトが指摘していたとおり、TBSでは膳場アナ降ろしが進んでいたのだ。ただし、スポーツ報知が書いている「膳場アナから『番組に区切りを付けて、育児に専念したい』と申し入れがありました」というのはまったくの嘘だ。

膳場アナは11月20日、妊娠出産のための産休前最後の放送でも「また皆様の前に戻って、この番組でお目にかかれる日を楽しみにしています」「新しい経験を通じて、視野を広げていけたらなと感じております」とお腹をさわりながら復帰に意欲的な発言を行っていた。それなのに、自ら「育児専念」を理由に降板など申し入れするはずがない……。

と、訝しんでいたら、今回のスポーツ報知の報道の少し後、当の膳場アナ本人がFacebookでこのように報道を否定した。
〈【コメントごとシェアして頂けると幸いです責任と愛着を持ってやってきた仕事です。降板申し入れはしておりません。このような誤報を、たいへん残念に思っています。〉
また、この投稿に対するコメントに返信するかたちで、こうも述べている。

子供は大事に育てたいし、仕事でも責任を負いたい。贅沢だけど、生き方の大事な部分なので、この記事は見過ごせず、誤報だと声をあげてみました。〉

膳場アナが仕事と子育てを両立させようとしていたとすれば、この報道は事実無根というだけでなく、明らかにマタハラだろう。いったいどういう経緯でこんなものが出てきたのか。(続く)



―― ここまで言論封殺があからさまになりつつある現在。日本はこれからどこに向かうのだろうと思います。


転載元: “わが谷は緑なりき”~私の映画ノート