riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">驚きのアン・ブーリンのヒーヴァーカースルその1</span>





2015年6月の9つの英国庭園巡りもあと二つです。
前にちょっと御紹介した悲劇の王妃アンの城がこんなに広大で
水のメイズ、サンクンガーデン等が続き最後には広大な湖とイタリアンガーデンが出現するとは、驚きでした。

アンの処刑後はアメリカ人ウィリアム・アスターが人造湖やイタリアンガーデンを造ったのだそうです。!





駐車場から芝生広場をぬけて橋を渡ります。

クリスマスにはアンがこの橋渡るという話も





結婚式も出来ますが夫により不義の罪着せられ処刑された女性の城ですから。
不吉な気がするのは私だけ?

広い庭でBMWの歴代の車がズラリでした、
夏はあちこちでイベントがあるようです。




トピアリーやメイズ、その時代の物が上手く表現されているのだそうです。

チュダー朝、ハーフテンバーの建物が好きです。



このヒーヴァ城に行く前に泊まった雰囲気のあるホテル。

ここで偶然BBCのドラマヘンリー8世を観ました。

ヘンリーが若くてスマートでハンサムな時代からのものでした。

「1000日のアン」やミュージカルレディベスで観たアンは悲劇の王妃なのに、このドラマや最近の映画「ブーリン家の姉妹」では野心的、ヒステリックなアンとして描かれていてびっくりでした。






ヘンリーはこの城のメイズで遊ぶアンを見染めロンドンから通ったそうです。不倫です。
最初の王妃がありながら…
人のものを無理やる奪うと後で恐い



右側の緑の中は…



チェスと言えば、先日見たミュージカルチェスの映画版が公開されます!





Hever Castleは二重に堀を巡らせた13世紀の城で、アン・ブーリン(Anne Boleyn:ヘンリー八世の2番目の妃、エリザベス一世の母)が幼少期を過ごした場所として知られている。アン・ブーリンについてはこれまで様々な映画やドラマで見知っているので、ここを訪れずにいられようか。
アンの父トマス・ブーリン亡き後は城はヘンリー八世所有となり、後に彼の4番目の妃アン・オブ・クレーブスに与えられた。その後様々な所有者を経て荒れ果てていた城をアメリカ出身の大富豪ウィリアム・ウォルドルフ・アスターが1903年に購入し修復した。アスター卿はイギリスきっての大邸宅クリブデン(今回の旅行で宿泊)の購入者としても知られている。


ヘンリーは
背が高く、フランス語、スペイン語など数カ国語を話し、大変博識で、狩りを楽しみ、スポーツマン と大変才能溢れる人だったようです。

そして有名なのは6人の妻

キャサリン・オブ・アラゴン 
   スペイン人でもとは兄嫁、兄の病死後ヘンリーと再婚 後に離婚
アン・ブーリン 
   愛人メアリ・ブーリンの姉 その後結婚 しかし姦通罪 反逆罪で死刑
ジェーン・シーモア 
   アンの侍女 男の子を出産後 産褥死
アン・オブ・クレーブス 
   ヘンリーが肖像画に一目ぼれ そして結婚 実際はあまりに違い半年で離婚
キャサリン・ハワード 
   アン・ブーリンのいとこ 不義密通で死刑
キャサリン・パー 
   エリザベス1世を引き取り教育する。ヘンリーの死を看取る

ヘンリーは2番目の妻 アンと再婚したいがために、当時離婚を禁止されていたカソリックを断絶し、自ら英国国教会を設立した人です。
離婚し、愛人と再婚したいがために国の宗教を変え、そして再婚したアンを死刑にしてしまうとは、何とも激しい王様。

そのアン・ブーリンが幼少の頃に住み、後に4番目の妻アン・オブ・クレーブスも住んだという…














10年前コッツウオルズにあるヘンリーの最後の王妃の庭も訪問できて
ラッキーでした。


その前の年は何とか車なしで行こうとして
コッツウオルズで途方に暮れて日本人母娘さんの車に乗せてもらった私。

翌年はレンタカーにする決心がつき、この城でタクシーが来ないと困っておられた日本人女性を
お乗せしてつかの間二人旅を楽しみました。
ヘイルズアビーも教えていただきました。

近くでSLも走ってました。
ジェイン・エアの故郷に行った時だったか
イギリスのSLに乗り現地の少女に気に入られました?

ヘイズルアビー HAILES ABBEY