riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">母と暮らせば</span>


やはり気になって観に行ってきました。
雑誌ミュージカルの萩尾さんも絶賛されてましたので。


「父と暮らせば」は原作を読み映画版とテレビで『舞台版」観ました。

やはり舞台上演のために書かれてますし、舞台版は素晴らしかったです。

新藤兼人監督はアメリカの占領が終わり、検閲がなくなってから
「原爆の子」や「第五福竜丸」を制作され晩年も原爆の映画を作りたいと言われてました。


映画の冒頭から悲しい、この日のはじめの目標は小倉でしたが…

インク瓶がひしゃげていく様子で原爆投下のすざまじさを表していました。



伸子の家、戦後は2家族に家を提供していた、友人にも裏切られた話がありましたが、

↑の写真の上部、ステンドグラスなのです、

さすが長崎はハイカラだったのですね。

吉永小百合さんは原爆の詩の朗読されているのでぴったりの役ですね。

小百合さんにもっと大きな役目を果たしてほしいと言う声も上がっています。




↑の役所の人は片手負傷しているのをさりげなく見せていました。

息子の亡き浩二君はとても饒舌、二男はそうですね。

二宮さんは「硫黄島からの手紙」でびっくりさせられた演技派、

若々しく医者学生に見えます。

最後息子が死神に見えると言う話も有ります。

華ちゃんは最初は可愛い女学生、最後はもう奥さんの雰囲気で切なくなります。

日本人は原爆や日本各地への空襲を繰り返したアメリカの責任をあまり問うどころでなく、思いやり予算と称し莫大な費用と基地を提供してるのがげせません。

日本に侵略支配されたアジア諸国からは原爆投下は解放・自由のシンボルだったようです。

原爆の悲惨さが分かればそう言うことも言われません。







小説家・劇作家の井上ひさしが、広島を舞台にした自身の戯曲「父と暮せば」と対になる作品として実現を願いながらもかなわなかった物語を、日本映画界を代表する名匠・山田洋次監督が映画化。主人公の福原伸子役を「おとうと」「母べえ」でも山田監督とタッグを組んだ吉永小百合が演じ、その息子・浩二役で二宮和也が山田組に初参加。「小さいおうち」でベルリン国際映画祭銀獅子賞(女優賞)を受賞した黒木華が、浩二の恋人・町子に扮する。1948年8月9日、長崎で助産婦をして暮らす伸子の前に、3年前に原爆で死んだはずの息子・浩二が現れる。2人は浩二の恋人・町子の幸せを気にかけながら、たくさんの話をする。その幸せな時間は永遠に続くと思われたが……。

監督
山田洋次
脚本
山田洋次
平松恵美子
企画
井上麻矢
プロデューサー
榎望
撮影
近森眞史
美術
出川三男
照明
渡邊孝一
編集
石井巌
録音
岸田和美
音楽
坂本龍一

キャスト