riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">原発事故に怒り+ヨーロッパ鉄道の旅</span>



今朝のBS関口知宏ヨーロッパ鉄道の旅にチェコの女性闘士登場。

カミラ・モウチコバさんはチェコの国営放送のアナウンサーだったが

プラハの春を戦車で

つぶしにかかったソビエトに抵抗、地下放送で自由を訴えたが

機関銃を背中に突き付けられ逮捕された。

ビルの清掃しながら、21年間監視された。



ビロード革命では鎮圧しようとする警官たちに市民は花束を。

カミラ・モウチコバさんの言葉
「健全な判断力持つように。色々な間違いを含めて歴史の浅い民主主義を受け止めて

未来はきっと良くなる。」

こんなカッコいい女性を知るとお知らせしたくなります。

バーツラフ広場1968年
ソビエトの介入に抗議して二人の若者が焼身自殺した。

下はその記念碑





ヨーロッパ鉄道の旅、私も体験しました。

最初は一人ウィーンからノイシュヴァンシュタイン城見たくてミュンヘンへ。路面電車にも乗りました。

地下鉄は早いけど路面電車は景色も見えるし体も楽です。


その頃は列車内で切符買えたし、まだ途中でパスポートみせました。

その後は自販機になりフランスランスやナンシーに行くのに四苦八苦



原発事故に怒り…上田正昭氏死去

学生時代に歴史の本読みました。
同級生に上田先生の姪御さんがいました。

以下は今朝の中日新聞の引用です。
「現代の若者は戦争の酷さを知らない。

太平洋戦争でなぜあれほど多くの人が死ななければならなかったのか。

戦争末期学徒動員で東京の石川島造船所へ

空襲で多くの友人を失った。

黒焦げになりながら助けを求めて息絶える瞬間まで動いていた人々の姿が忘れられない。

誰もが敗戦を覚悟していたのに「天皇陛下の御ために
」と言いながら破局に向かって行った。

天皇制とは何なのか。

そう思ったのが古代史研究のきっかけです。

私の研究生活はあの悲惨な焼け跡から始まりました。

東日本大震災は病床で聞いた。

電力会社や学者が想定外
と言うのを聞いて怒りに震えました。

平安時代の869年に起きた貞観津波はしっかりと記録されているのに

何と無責任な。

歴史の教訓を将来にいかさなければ。

梅原猛氏の言葉(この方とも縁があります。母の実家知多で育ち、スーパー歌舞伎ヤマトタケルを書かれました)

被差別部落など弱者の目線
で歴史を常に捕える姿勢は彼の年代の古代史の歴史家としては珍しかった。

韓国・中国と言った東アジアを意識し、宗教に着目する点も独特。
複眼的な物の見方は古代史研究に大きな影響を与えたと思う。










日本古代史研究の第一人者で京都大名誉教授の上田正昭(うえだ・まさあき)氏が十三日、京都府内の自宅で死去した。八十八歳。兵庫県生まれ。近親者で密葬を行う。死因は不明だが、近年は、がん治療を受けていた。
 奈良県で四世紀に三輪王権が成立したが、その後、五世紀に大阪府勢力が支配したという「河内王朝説」を唱えた。朝鮮半島などから渡ってきた「帰化人」との用語が日本中心的だとして「渡来人」を定着させた。
 東アジアを視野に入れた研究でも知られ、朝鮮や中国との関係を重視して日本古代史を分析。日本神話や古代朝鮮史などの研究で業績を残した。一九九〇年にアジア史学会の設立に参加、同学会会長も務めた。
 太平洋戦争中、学徒動員でいた東京の石川島造船所で空襲に遭遇。学友を失い、天皇制とは何かと考えたのが古代史研究のきっかけだった。
 五〇年、京大文学部卒。京大教授を経て九一年から大阪女子大(現大阪府立大)学長。島根県立古代出雲歴史博物館名誉館長も務めた。
 在日朝鮮人差別や被差別部落の問題にも取り組み「戦争こそ最大の人権侵害」と説いた。「日本古代国家論究」「日本神話」など著書多数。
 古代から続く小幡神社(京都府亀岡市)の宮司を務める家柄としても知られていた。
 昨年には八十一冊目の新刊「古代の日本と東アジアの新研究」を出版していた