riboni5235’s diary

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<span itemprop="headline">国家が特定の価値観を押し付ける。改憲より悪質by斉藤美奈子さん&奥田愛基君が天声人語に</span>

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国家が特定の価値観を押し付ける。このこと自体が憲法子どもの権利条約違反なのだが、小中で「道徳」が教科書化される。17日、馳文科相は「入試で活用したり内申書に記載したりしない」と述べた。みなさま、安心したりしないでしょうね…と、斎藤美奈子さん。

https://goo.gl/EWrMqb ← 既に安倍晋三価値観人事は自民党内を越えて霞ヶ関まで広がっている。NHK会長人事などもその流れ。
https://goo.gl/T7GFBN ←第一次安倍内閣法務大臣が「基本的人権国民主権、平和主義、この3つをなくさなければならない」と言っていた。

やまなかけんじ様FBより



奥田愛基君が天声人語

ロック音楽好きの若い男と女が、ポンコツの車でフジロック・フェスティバルに向かう。開演前の夜にたどりつき、広場にテントを張って潜り込む。どこからか歌が聞こえてきた。愛する男性が戦争に行ってしまうのを嘆く歌詞だった

▼彼が行くのなら私も髪の毛を切って男に変装し、いっしょに兵隊になって、ついていく。その歌の内容と自分の幸せを比べ、女は泣いてしまう。ロック歌手の故・忌野清志郎(いまわのきよしろう)さんが若者の気持ちを想像して書いた(「瀕死〈ひんし〉の双六〈すごろく〉問屋」)

▼歌は、米国でベトナム戦争が泥沼化するなかヒットした「悲惨な戦争」であろう。反戦歌なのかラブソングなのか、境界線を引くことも難しい名曲だ。心情をうたうことと、体制を批判することは、ときに重なり合って魂を揺さぶる

▼「音楽に政治を持ち込むな」。今年20回目になるフジロックに学生団体SEALDs(シールズ)の奥田愛基(あき)さんが出演することが決まると、ネット上に批判があふれた。奥田さんは安保法に反対し野党共闘を支持する。音楽の政治利用だ、との書き込みも

▼もっとも原発などの問題を論じることは過去のフジロックでもあった。政治や社会との緊張関係を失って何がロックか、との反論はこの際控える。ただ政治性を脱色して中立を掲げることで、かえって息苦しさが増さないか

▼多くのラブソングといくつかのメッセージソングを残した忌野さんはこうも書いた。好きな音楽をやっているだけだ、それを何かに利用しようなんて思わないと。


転載元: しあわせの青い鳥