<span itemprop="headline">「駐留米軍の実態」など、学院倶楽部からのメール</span>
暑中お見舞い申し上げます。
梅雨明けしたそうですね。
本日はDAYS JAPAN写真展で、「ザ・思いやり」上映があったり、沖縄の講演会があったり、
おとなしくお家で過ごしております。
「ザ・思いやり」上映会にお越しの皆様には周知の通りですが、
あの映画で米軍は何をしていたかというと、沖縄で、「訓練」をしていたということなのですね。
訓練の4万5千人の海兵隊のために、電気代やら学校施設やらプールやら住宅やら格納庫やらゴルフコースやら
何やらかんやらで、世界で珍しいほどの「思いやり」を9千億近く貢いでいたわけですね。
上納金というのか、冥加金というのか。
レートや計算にもよりますが米兵1人当たりで1500万円なんですね。
日本のマスコミの、あるいはNHKの平均年収なみなんですね。
2015年9月19日未明「成立」の「安保法制」により、自国が攻撃受けていなくても、自衛隊を海外に出動させられることになった日本。
世界の覇権国が自国中心主義に陥ってしまうということになった。
去年の安保法制論議の最中にも1年と少し前にすでに出ていた話ですが、
米国の2016年度予算は日本の安保法制成立を折込んで、国防費=米軍の予算を減らしてあったということ。
すなわち本来米国の予算でするところを日本が肩代わりするということ。
予算もそうですが、これから実際に、日本の人的資源が投入されることが現実になったということです。
だから現役自衛官さえも、異議を申し立てるようになってきているわけです。
参院選は勝てませんでしたが、国民一人ひとりの気持ちがあれば、悪巧みはそう簡単にはうまくいかないのです。
というわけで、さきほどの天木さんが、トルコのクーデターから「駐留米軍の実態」を教えてくれています。
公開情報をきちんと読み解くことの大切さをつねづね指摘されていらっしゃいます。
(引用開始)
天木直人のメールマガジン2016年7月18日第556号
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トルコのクーデターを報じる記事が教えてくれた駐留米軍の実態
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トルコのクーデターが未遂に終わったから一安心だ。
そう考えるものがいるとしたらおめでたい。
トルコ情勢が混乱するのはこれからだ。
そしてトルコの不安定は、イスラム国問題の混迷に拍車をかける。
しかし私がここで言いたいのはその事ではない。
今度のトルコのクーデター未遂を報じる記事の中で、貴重な記事を見
つけたので紹介したい。
その気になって注意していると、公開情報であっても、至るところで
貴重な情報に接する事が出来るという好例だ。
きょう7月18日の毎日新聞がワシントン発、会川晴之記者の記事で
こう書いている。
米国防総省のクック報道官が嘆いたと。
クーデター未遂を受けてトルコ全土に飛行禁止令が出たため、トルコ
に駐留する米空軍機が出撃できなくなり、イスラム国作戦ができなく
なったと。
米政府はできるだけ速やかに飛行禁止措置を解除するようトルコ政府
に求めたと。
これには笑ってしまった。
はからずも駐留米軍の本性を暴露した発言だ。
駐留米軍はトルコのために存在してるのではないということだ。
そして駐留米軍はイスラム国を毎日のように空爆しているということ
だ。
これが駐留米軍の実態である。
もちろん、日本の駐留米軍も、いざとなっても日本を守ることはな
く、毎日のように米国の戦争ために使われているという事である(了)
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トルコのクーデターを報じる記事が教えてくれた駐留米軍の実態
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トルコのクーデターが未遂に終わったから一安心だ。
そう考えるものがいるとしたらおめでたい。
トルコ情勢が混乱するのはこれからだ。
そしてトルコの不安定は、イスラム国問題の混迷に拍車をかける。
しかし私がここで言いたいのはその事ではない。
今度のトルコのクーデター未遂を報じる記事の中で、貴重な記事を見
つけたので紹介したい。
その気になって注意していると、公開情報であっても、至るところで
貴重な情報に接する事が出来るという好例だ。
きょう7月18日の毎日新聞がワシントン発、会川晴之記者の記事で
こう書いている。
米国防総省のクック報道官が嘆いたと。
クーデター未遂を受けてトルコ全土に飛行禁止令が出たため、トルコ
に駐留する米空軍機が出撃できなくなり、イスラム国作戦ができなく
なったと。
米政府はできるだけ速やかに飛行禁止措置を解除するようトルコ政府
に求めたと。
これには笑ってしまった。
はからずも駐留米軍の本性を暴露した発言だ。
駐留米軍はトルコのために存在してるのではないということだ。
そして駐留米軍はイスラム国を毎日のように空爆しているということ
だ。
これが駐留米軍の実態である。
もちろん、日本の駐留米軍も、いざとなっても日本を守ることはな
く、毎日のように米国の戦争ために使われているという事である(了)
(引用終わり)
ちなみに、天木さんは2009年9月に愛知勤労会館に、
また2012年9月に学院倶楽部例会にお越しいただいております。
戦争で真っ先に犠牲になるのは真実である、と。
真宗は真実を求めます。
真実を犠牲にする戦争には反対しなくてはなりません。
今朝の中日新聞、平和の俳句がいいですね。
掲げておきます。
(引用開始)
武器よ去れ殺す敵など地におらず
2016年7月18日
(引用終わり)
日本は武器を輸出して儲ける国に成り下がっています。
「防衛装備移転」という名の「武器輸出」をこれから積極的に行っていこうと、専門の部局まで出来上がっております。
「だまされまい!」防衛装備庁とスポーツ庁同日発足 (ののまみさん)
おしまい
※おまけ
チェルノブイリから帰ってきたばかりだという。
午後の講演会は白熱したらしい。
もうどれだけでも話が止まらないと、Oさんが話してくれた。
そうそう、チェルノブイリといえば、
9月2日の今中哲二講演会でもテーマになりますが、
最新のチェルノブイリのお話が聴けそうです。
9月2日(金)18:20~20:30
真宗大谷派名古屋教務所1階議事堂
会費 1000円(避難生活者は無料)
ぜひ、予定に入れておいてください。
そして、可能ならぜひお手伝いにお越しください。
チラシの挟み込みも受けつけますので、希望される方はご連絡ください。
※続おまけ
大乗仏教というのは空の思想。
空の思想があるから、阿弥陀の救済というのがあるのではないだろうか。
漢文や中国経由の経典だとけっこう混乱するかなあという気がするが、
(完璧に読めなくとも、その気持ちさえあれば……なんとかついていけると思います……)
空と無は違う。
空ということが分かれば、かなり行けるのではないか。
龍樹(ナーガールジュナ)は難しいけれど、拠り所にすればいい。
親鸞聖人も第一の祖師としているのだ。
無いのではない。
空なのだ。自性空なのだ。実体がないのだ。
とらわれる必要がないのだ。
教室も50名の生徒で満杯のときもあれば、早朝や夜間、休日は誰もいない。
ひとときとして同じ状態ではないのだ。
うつろっていくのだ。
変わるのだ。
変わりうるのだ。
私という人間はこの世に生まれ出てて年月を過ごしてきたが、
いろんな境遇や体験を経て今にいたっている。
そしていつ死ぬか分からないが、
死ぬまでさまざまな経験をこれからも続け、いろいろな思いを抱くことであろう。
何も絶望することはないのだ。
人間は生きていさえすれば、生きていけるのだ。
去年と今年、今年と来年。
実はさまざまな人と出会ってはまた別れている。
別れてはいるが、新たな出会いが実は続いている。
あなたが手を差し伸べれば、それが届く相手が必ずある。 反対に、
絶望したことのない人は……いるかもしれない。
すべてうまく行って、悩みも抱えたこともない、という人も……いるかもしれない。
それは、でも、きっと誰かの犠牲の上に成り立った状況であるかもしれないし、
いつ何時、そうでなくなるかもしれない。
だから、やはり「空」であることに気づいておくほうが、いいのではないか。
いきなりかもしれませんが、
と、川口創が6月、名古屋栄の中央教会で言っていた。
テレビと新聞を素直に信じているのは、本当によくない。
【扇動】テレビは「観ると危険」の域 (これもののまみさん。外国語を自分で学んでおくことはこういうところで役に立つ。自動翻訳を信じてたら痛い目にあうよね……)
合掌