riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">リオオリンピック新体操</span>

私は音楽付きのスポーツが大好きなのでフィギュアスケートやシンクロ、新体操等を見ます。

新体操も全部は観られませんでしたがその超絶技巧の演技はいつも目が釘付けになります。

過度に期待を選手に押し付けるのは本意ではありません。
日本は円谷選手を自殺に追い込んだことがありますね。
彼の遺書は今でも思い出すと哀しくてなりません。

元々オリンピックは国同士の競争ではないのに、国旗掲揚など本当は精神に反していると思います。なんて言うと無粋でしょうか。

新体操とはリボンやボールなどの道具を使いながら音楽に合わせて、
13m四方のフロアマットで演技をする美しさと芸術性を競う競技。

ただでさえつま先だってフロアで踊るのは難しいのに最低6メートルものリボンや二本のクラブ、フープ、ロープを自分の体の一部のように操らなければなりません。



皆川夏穂さんはロシアに渡って3年半、努力されてきたでしょう。
種子骨障害

これでは思うような演技は出来ないでしょう、お気の毒です。



皆川夏穂の五輪が終わった。
ロシアに渡ってからの3年半、いや実際にはもっと以前から夢見て、そのために努力を重ねてきた「五輪」という舞台は、皆川にとっては少しばかりホロ苦いものだったかもしれない。
終わってみれば、1種目目のフープが最後まで響いた形になった。
26選手中で試技順19番とわりあい遅い出番だった皆川。フープの演技に入る表情は、笑顔を作ってはいるものの、かなり緊張しているように見えた。
しっとりとした、女性らしい印象の曲調に白いレオタードとのびやかな皆川の動き、ていねいな手具操作がマッチした演技は、落下などの大きなミスもなく、悪くはないようには見えた。が、演技中盤のジャンプターン、たしか本来は連続ではなかったかと思うが、2つの目のジャンプが抜けてしまう。テレビ放送時は、元フェアリージャパンPOLA田中琴乃さんが解説で、「フープの持ちかえに手間取った」と言っていたが、それだけでなくジャンプそのものがつらそうに見えた。
6月15日に行われた五輪代表発表式のときの演技披露でも、足の親指付け根の種子骨の痛みから、ジャンプなど足への負担の大きい技は抜かざるを得ない状態だった皆川。五輪本番までは2か月あるとはいえ、足先を酷使する新体操の練習を続けながら、種子骨の状態が改善するとは思えなかった。
痛みとどう付き合っていくか、なのだろうと思っていたが、この日の皆川を見る限り、決してよい状態ではなさそうに感じた。
元来、ジャンプは皆川の武器だった。
高さがあり、開脚度もある雄大なジャンプは、外国人選手の中でも見劣りしない。
しかし、今は、そのジャンプがとてもつらそうに見えた。
片足に重心がのるローテーション(ターン)も、一番よかったころほどには回りきれていないようにも感じた。
おそらくかなりの痛みがあるのではないか。
そう思えば、フロアに出てくるときの不安そうな様子にも合点がいく。
初めての五輪で緊張している、というだけではなく、演じきれるかどうか? そんな不安も抱えていたのではないだろうか。
フープの演技に大きな破綻はなかった。
しかし、勢いもなかった。精いっぱいの演技だったことはわかるが、見ていて少しつらい演技だった。
皆川夏穂の五輪が終わった。
ロシアに渡ってからの3年半、いや実際にはもっと以前から夢見て、そのために努力を重ねてきた「五輪」という舞台は、皆川にとっては少しばかりホロ苦いものだったかもしれない。
終わってみれば、1種目目のフープが最後まで響いた形になった。
26選手中で試技順19番とわりあい遅い出番だった皆川。フープの演技に入る表情は、笑顔を作ってはいるものの、かなり緊張しているように見えた。
しっとりとした、女性らしい印象の曲調に白いレオタードとのびやかな皆川の動き、ていねいな手具操作がマッチした演技は、落下などの大きなミスもなく、悪くはないようには見えた。が、演技中盤のジャンプターン、たしか本来は連続ではなかったかと思うが、2つの目のジャンプが抜けてしまう。テレビ放送時は、元フェアリージャパンPOLA田中琴乃さんが解説で、「フープの持ちかえに手間取った」と言っていたが、それだけでなくジャンプそのものがつらそうに見えた。
6月15日に行われた五輪代表発表式のときの演技披露でも、足の親指付け根の種子骨の痛みから、ジャンプなど足への負担の大きい技は抜かざるを得ない状態だった皆川。五輪本番までは2か月あるとはいえ、足先を酷使する新体操の練習を続けながら、種子骨の状態が改善するとは思えなかった。
痛みとどう付き合っていくか、なのだろうと思っていたが、この日の皆川を見る限り、決してよい状態ではなさそうに感じた。
元来、ジャンプは皆川の武器だった。
高さがあり、開脚度もある雄大なジャンプは、外国人選手の中でも見劣りしない。
しかし、今は、そのジャンプがとてもつらそうに見えた。
片足に重心がのるローテーション(ターン)も、一番よかったころほどには回りきれていないようにも感じた。
おそらくかなりの痛みがあるのではないか。
そう思えば、フロアに出てくるときの不安そうな様子にも合点がいく。
初めての五輪で緊張している、というだけではなく、演じきれるかどうか? そんな不安も抱えていたのではないだろうか。
フープの演技に大きな破綻はなかった。
しかし、勢いもなかった。精いっぱいの演技だったことはわかるが、見ていて少しつらい演技だった。

得点も16.666と伸びず、1種目目終了時の順位は21位。
かなり出遅れてしまった。心身ともに残りの種目に響かないとよいのだが、と案じながら次の種目を待った。
2種目目のボールでは、昨年から引き継いでいる演技という安定感、安心感があってか、フープよりはずっといい動き、表情を見せた。
演技終盤で、投げ上げたボールが予定とは違うほうにいってしまうという場面が2つ続き、ひやりとさせたがそれも冷静に対処して落下は防いだ。
フープでの出遅れで気落ちしたような様子は見られず、残り3種目に懸ける気持ちが伝わってくる演技だった。
得点は、17.341。投げでの狂いがなければ、17点後半にものせられたのではないかと思われる得点が出た。
暫定順位も21位から19位へとじりっと上がった。
皆川夏穂は、まだ「あきらめていない」のだ。
3種目目のクラブは、さらに動きがよくなっていた。
山崎浩子強化本部長が「世界でも勝負できる演技内容」と評価していた難度の高い演技ゆえに、昨年まではこの種目での落下ミスが多かったが、この大事な五輪本番ではきっちりと決めてきた。
目立ったミスはなく、軽快な演技だけに表情もフープのときよりもぐっと明るくなってきていた。
クラブの得点は、17.500。
3種目終了時点での暫定順位は16位まで上がった。
最終種目のリボン。
皆川の演技には大きなミスはなかった。
しかし、ボール、クラブに比べるとやや慎重になったきらいもあり、リボンという手具のもつ難しさもあり、やや小さくまとまってしまったような印象はあった。
得点17.016が表示され、あと7人の演技者を残した時点で、皆川の暫定順位は13位。
「10位以内に入って決勝進出」という夢は潰えた。
個人総合予選の最終結果は、4種目合計68.523で16位。
今シーズンのベストスコア71.350(W杯スペイン大会)には及ばなかった。
おそらくベストコンディションではなかったと思う。
それでも、「12年ぶりの五輪個人代表」に恥じない演技を見せるべく、皆川は全力を尽くしたと思う。
多くのことに耐えて、4種目やり切ったと思う。
できることならば、結果は同じだったとしても、もっといい状態で五輪を迎えられていれば、とは思うが、それも含めての五輪なのだ。
8月20日に誕生日を迎える皆川は、やっと19歳になったばかりだ。
2020年の東京五輪のときもまだ23歳。
今回の経験を生かし、東京五輪でより大輪の花を咲かせる可能性は十分にある。
さらに、皆川が「五輪」という舞台をつかみとったことによって、下に続く選手たちは、よりリアルな目標として東京五輪を目指せるようになるに違いない。
4年後。日本代表としてフロアに立っているのは誰なのか。
それはまだ見当がつかない。
もしもそれが、皆川夏穂だったとしたら、今よりもずっと強くなり、成熟した演技を見せてくれるだろう。
もしもそれが、皆川よりも若い選手だったとしても、その選手が育っていくうえで皆川が大きな目標になっただろうことは間違いない。
目指していた目標には届かなかったかもしれない。
が、成し遂げたことはたくさんある。
皆川夏穂には、そのことを忘れず、胸を張り、前を向き、また次の目標に向かってほしい。

椎名桂子 体操・新体操を中心に取材・発信を続けるフリーライター

1961年、熊本県生まれ。駒澤大学文学部卒業。出産後、主に育児雑誌・女性誌を中心にフリーライターとして活動。1998年より新体操の魅力に引き込まれ、日本のチャイルドからトップまでを見つめ続ける。2002年には新体操応援サイトを開設。自ら営業活動をし、2004年よりスポーツナビで新体操関係のニュース、コラムを手がけ、「Number」「R25」「高校生新聞」などにも新体操の記事を執筆。2010年からは、体操競技男子新体操にも活動の場を広げ、常に、体操・新体操の魅力を伝えるチャンスを求め続けている。



明日が決勝です。
韓国の選手も可愛くて演技で会場を沸かせていました。

昔エアロビを教えてくれたインストラクターは今も新体操のコーチ。

素敵な音楽で振りつけてくれました。


県体育館等で発表会もありお揃いのレオタードもあつらえました。

こちらにフェアリージャパンの動画あります。

男子400メートルリレー銀メダルで沸かせてくれましたがケンブリッジ君のような人が日本に増えたらもっと活躍できそうですね。