<span itemprop="headline">ドヌーヴの太陽のめざめ</span>
リトルボーイを観たかったのですが昼一回のみの上映だったので
夕方からカトリーヌ・ドヌーブ最新作を鑑賞。
施設でたばこ吸わせたり(パリに行った時凄くたばこが気になりました)判事の温情にも関わらず、愚かな行動を繰り返す少年、いくら母を求めて、母のためと思ってもそれは犯罪、最後には妊婦にまで…
家で録画で観ていたら早回しそうです。
この少年のお母さんも負の連鎖の果てかもしれませんがフランスは日本と違い母子に手厚いはずです。
幼児の時、母に育児放棄されて施設で暮らしたのか、幼い時に施設の専門家が何とか出来なかったのか。
幼児の時に母親がこの子は悪だと罵倒していて仰天。
この子は母や弟思いなのに。
男の子はいつまでもママを求めるのですね。どんな親であっても。
最後赤ちゃんを抱いて判事に会いに来たり、判事が彼からおくられた石やハガキを大事にしていたのは救われます。
日本も貧困社会になってしまいました。
戦後の終身雇用や累進課税が続いていたらこんなことにはならなかったでしょう。
政治で一変します。私たちは政治からは逃れられません。
親の愛を知らず非行を繰り返す少年と、少年を助けるために奮闘する大人たちの姿を描いたカトリーヌ・ドヌーブ主演作。母親に置き去りにされた6歳の少年マロニーを保護した家庭裁判所の判事フローランスは、10年後、16歳になったマロニーと再会する。しかし、母親の育児放棄により心に傷を負ったマロニーは、学校にも通えずに非行を繰り返していた。フローランスは、マロニーと似た境遇にありながら更正した教育係のヤンとともに、マロニーにやさしく手を差し伸べる。フローランス役をドヌーブが、マロニー役を本作が映画初出演となるロッド・パラドが演じる。女優として「Mon roi」(日本未公開)で第68回カンヌ国際映画祭の最優秀女優賞を獲得したエマニュエル・ベルコの監督作品。
母役の俳優さん、下品にするのは大変だったでしょう。最初の方で盗んだ車で暴走する車内に一緒にいるのはガールフレンドと思ったら母親でした!