riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">若者の貧困、西さんからのメール</span>

みなさま   西英子です。(UP遅くなりすいません)
 
21日の夜は 金曜行動です。
 
中電本店前  18時~19時
 
毎週みなさんとお会いして、”再稼働反対”の声をあげることを、
すばらしい行動だと思っています。
 
川内原発1号機は10月5日に停止しました。2号機は12月に止まります。
定期検査で止まった原発は”絶対に稼働させない”ようガンバリ
ましょう。
 
〇 POSSE(新世代のための雇用問題総合誌)を読みました。
 
9月15日発売号は「絶望の国の不幸な奨学金」が特集です。
大内裕和さんと布施祐仁さんの対談。
経済的徴兵制と『奨学金』問題にどのように取り組むか
 ~『日常の戦場化』から考える新しい社会運動」より。
 
1、大内さんのお話しから。
 
 「現在の反戦平和運動の多くは、これほどまでに若者が貧困化
 していて、自衛隊が、生活困難の若者の受け皿になっている
 ことを的確にとらえていません。
 
 低賃金の劣悪な労働が拡がり、労働現場がとっくに戦場になって
 しまっている。私はこれを「日常の戦場化」だと思っています。
 たんに、低賃金というだけでなく、若者をまるで部品のように
 使い捨てている。
 
 若年層が置かれている貧困の現実、労働の悲惨さや社会保障
 不在について考える必要があります。
 やはり憲法25条の「生存権」を抜きに憲法9条を語ることは
 難しいと思います。最低限度の生活ができないということが
 ここまで一般化してしまうと、9条に基づく平和主義だけでは
 現状に対抗することはできません。」と。
 
2、布施さんのお話しから。
 
「国内で若年労働力を使い捨てにしていることと、安保法制で
自衛隊の海外派遣を拡大する流れは同根だと考えています。
格差・貧困と平和は表裏一体の問題として考えていくことが
必要だと改めて思いました。
 
国内で格差・貧困問題が解消されれば、「経済的徴兵制」は機能
しなくなるし、それは政府が戦争しないための歯止めにもなり
ます。また、社会構造としても、内需中心に切り替えていくことが
できれば「経済の軍事化」をくい止めることになるかもしれない。
 
そういった意味でも、平和運動が格差・貧困問題やそれを生みだ
している経済構造の問題にも目を向け、こうした問題に取り組む
運動とも連携していくことが、ますます重要ですね。」と。
 
3、「SEALDsをはじめとする反安保法制運動に参加した大学生
 の登場には、奨学金を借りていることや、大学を卒業しても
 将来どうなるかわからないという不安感や切迫感があるよ
 うに思います。」と大内さんは言います。
 
 私も、名古屋駅前などの学生主催のデモに参加したとき、
 「デモに参加したくてもシフト変更ができなくて困っている」
 「450万円 奨学金をかりている」といった声をよく聞いて
 いました。
 
〇 社会から強いられた貧困に苦しむ若者に、私たち大人は
 何をすればいいのでしょうか。
 みんなで考えませんか。
 11月13日にはぜひご参加ください。 
 あなたのまわりの人たちにも広めてくださるようお願い
 します。
 
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11/13(日)若者を「使い捨て」にする国に未来はない
             社会から強いられた貧困に苦しむ若者に大人は何をすればいいか
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日時/ 11月13日(日)13:30~16:40
 
場所/ 中京大学センタービル7F 0703教室
 
    地下鉄 八事駅5番出口すぐ
 
講演/ ①『ブラックバイトが日本社会を壊す』
      大内裕和(中京大学国際教養学部教授)
 
    ②『経済的徴兵制が貧しい若者を戦場へ送る』
      布施祐仁(ジャーナリスト)『平和新聞』編集長
 
入場無料(アロイジオ賞の副賞金を使用します)
 
主催/ 「若者の未来と人権を考える会」(代表 大内裕和)
 
問合せ/西英子 052-808-3241