<span itemprop="headline">エリザベート最高♪</span>
4か月ぶりの舞台鑑賞です。今年は玉三郎も観ていないし感その他の観劇もとても少なく寂しいです。
『エリザベート』(原題:Elisabeth)は、オーストリア=ハンガリー帝国の皇后エリーザベトの生涯を描いた、ウィーン発のミュージカル。脚本・作詞はミヒャエル・クンツェ、作曲はシルヴェスター・リーヴァイ。
長きにわたりヨーロッパに君臨したハプスブルク帝国末期19世紀後半のオーストリアを舞台に、ドイツ地方・バイエルン王国公爵の次女として自由な環境で生まれ育ち、偶然にも皇帝フランツ・ヨーゼフ1世から見初められ、16歳でヨーロッパ宮廷随一と謳われる美貌のオーストリア皇后となるが、伝統と格式を重んじる宮廷との軋轢の中で苦しみ、やがてウィーンを離れヨーロッパ中を流浪する日々を送り、その旅の果てに暗殺された皇妃エリザベートのベールに包まれた半生を、彼女につきまとい誘惑する「死」という架空の存在を通して迫り、これを以って中央ヨーロッパにおける帝国支配の終焉と新時代の萌芽を描いた作品。
今は下手なミュージカル俳優はほとんど見られなくなりましたが
脚本、楽曲は負け切ります。
井上ひさしのような切実な題材でミュージカルも作ってほしい。
チケット完売でした。
ウィーンで観てからもう22年ぐらいでしょうか。
今回日本版としては最高では、
エリザのしたたかな面がはっきり出ています。
以前からスイスに金を隠していたと言う曲もあるのですが。
レ・ミゼは革命に倒れる青年像に泣けてしまいます。
このエリザベートも冒頭操られて酷い目に会うという意味の歌
があるのですが、今の日本もそうです。
体操とダイエットでその美貌を保とうとした皇后の物語ではありますが、(玉子とオレンジしか食べず驚異のウエストでしたが晩年は歯がガタガタだったとか)
普遍的な夫婦の話でもあります。
男女の価値観の相違、永遠のすれ違い…
エリザベートはフランツに一目ぼれされて結婚するのですが彼女は
金の籠に閉じ込められるのに抵抗し、ヨーロッパを放浪しました。
王制はやはり無理です。王がいると身分差別が作られます。
王自身も不自由でしょう。
少年ルドルフもしっかり歌えてます。
歌唱力、演技力高い香寿たつきや未来優希(メークが見もの)が観られて満足です。
貴族役の方の歌唱にも効きほれました、オペラの方でしょうか。
花總 まり、日本初演の宝塚版でもエリザ、幸せな方です、
堂々たる歌唱と演技です。これは生で観ました。
一路さんのトート、退団公演です。
ウィーンで観た時この舞台があまりにも素晴らしく、
難しい歌なのでまさか日本人で上演できるなんて思いもよりませんでした。
この舞台オペラの演出家の:ハリー・クプファーの担当でした。
ウィーンでは舞台に細い橋のような物(ここで暗殺者ルキーニが絞首刑になります)やゴーカート、回転木馬等が出てきて驚きました。
スウィーニー・トッド で初めて舞台を観て、伸びると思ったら
ロミジュリやこのエリザベート♪
高身長で際立つ白さで死神にはぴったり、井上君のトートも観たかったのですが。
目付きや指先が物語ます。
今回ルドルフが自分からトートにキスしたのでびっくり。
キスすると言う事は死です。
ルドルフは京本大我、大柄ではありませんがダンサーが死者となったルドルフをリフトして階段登りました!
ルキーニがまがいもののマグカップなど配っていた!
宝塚版エリザでは描かれないのですがエリザベートは夫から性病を写されます。
日本で初めての正式な女医荻野 吟子もそうでした。
夫から感染したのに性病のために子供が産めなくなると
追記
素敵な歌声は朝隈濯朗 でした。
(@moai_kuta). 元劇団四季のミュージカル俳優。 『 ライオンキング』2011年度版CDに収録のエド役をはじめ他出演多数。東宝『レディ•ベス 』『モーツァルト!』『C・M・C2』『ダンス オブ ヴァンパイア』出演。『エリザベート』出演 ...
ユダヤ人迫害もはっきり描かれています。