riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">ウィーンで観たエリザベート</span>


ドイツ語の響きが素敵♪nannte上手いのでしょう。
語学ができない私はこのトートが始め何者かわからなくて、
宮廷にカッコいいロックシンガーがなぜいるのかと思いました。

94年だったか初めての海外一人旅にドキドキで出かけたが、お目当てはオペラとこのミュージカルだった。

初めはブロードウェイに行くつもりがBSのミュージカル紹介番組でウィーンに決めた。

なにせこの舞台観劇後の夏木マリさん(大好きです)のヤラセじゃない本物の興奮度にただならない物を感じたから。
マリさんのゴージャスな三段スカートの衣装にも表れていた。


  まあ日本とは劇場から違う。
モーッアルトのフィガロだったかの初演劇場で
ベートーベンが住んでいたとか。

内装も素晴らしいオペラ劇場なのだ。

幕間にロビーに行ったらエリザの扇の飾り(勿論作り物だけど。神戸のファション美術館でアンティーク扇の展示は素晴らしかった)があった。年配の販売員がかいがいしく働いていた。



アン・デア・ウィーン劇場

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのオペラ『魔笛』の台本で成功したエマヌエル・シカネーダーが、1791年に皇帝の認可を受け、建築家フランツ・イェーガーによる帝政様式の設計をもとに1798年より建設を開始、1801年に落成した。当時の建物は限られた部分しか現存しておらず、ミレッカー通り(Millöckergasse)に面した「パパゲーノ門」(Papagenotor)はその一部である。これは劇場を建てたシカネーダーを記念する門であり、『魔笛』で自ら「パパゲーノ」役を演じるシカネーダーと、彼と共に出演した3人の息子たちの姿を見ることができる。
 二階席からみた緞帳、オケボックス、客席。天井の絵も真に豪華絢爛


パパゲーノ門。左下にベートーヴェンの記念プレートが見える




  幕間の売店。開演時間は遅い。きびきび働く売り子さん。
シシーのシンボルの扇の飾

王宮でエリザベートの体操室も見学しました。



シシーが嫌ったウィーンの王宮、

皇帝のアパートメントと書いてあった。シシーの有名な肖像。

1幕の終わりにこのいでたちで登場すると拍手喝采。

結構好き放題やったのに今の女性のさきがけか、立場違うのにシンパシー感じてしまう。(妻と夫の乗り越えられない溝とか)



 シシーの体操器具 お風呂に入ったのも当時としては珍しい。

舞台ではミルク風呂とかコニャック入りや牛肉パックなど贅沢三昧

星のダイヤのティアラも下ろした髪形も彼女独自。


 美貌とウエストの細さを誇ったシシー 美容体操の元祖
言葉分からなくても音楽、歌唱力、舞台装置、演出の凄さに圧倒され、

帰国してから関係本読み漁った。

いとこのルードビッヒの城、おとぎの国の城のようなノイシュバンシュタイン城もこの時、遠征。アルプスを背景に美しすぎ!

の舞台は私の観劇歴生涯最高か、(オーバーですね)と思われるほどその音楽、美術、演出(このオペラ演出家クプファーが又好きなんです)舞台装置、歌唱力に圧倒された。
 

ところで数年前の来日公演はまず幕開きが違う。

BS紹介番組で宮本亜門さんも羨ましがっていた消え物がない!

それはタイトルロールが木から落ち舞台奥から大きな紙?を突き破って飛び込んでくる所。スリリングで期待感アップなのに。
 

又その頃は興味なかったアンティークドールの存在がある。あとでパンフ観たら何体もののドールがエリザベートのベット脇と後に産んだルドルフの傍らに登場しているのに気が付いた。今回は凝視してしまった。
 


肝心のキャストだがウィーンで観たエリザベートはオリジナルでその時買ってきたCDもその人たちで聞きまくってきたのでやはり…今回の主役は数ヶ月前入手したDVDの方たち。DVDで慣れたけれどやはり本場で見た舞台は記憶の中で美化されているのか、かなわないのである。
07・4
 
ウイーンのオペラ、立ち見は150円ぐらいでした!
一階席でも2万円ぐらいで日本とは大違い、もうオペラ観るのはあきらめてしまいました。


石丸幹二さんも初演のピアさんの声がエリザにあっていると…