<span itemprop="headline">無垢なPKの宗教ネタ映画</span>
この顔、宇宙人に見えてきます。
最高に面白かった「きっと、うまくいく」
無邪気すぎる変人、超真面目宇宙人を演じています。
ショット撮影が終わるたびに、演技が上手く行った時も行かなかった時もカーンをハグしたと言う監督、
偽宗教がもたらす悪影響を無視して利益のために宗教を利用しようとする人達がいたら…
宗教の違いで紛争やテロが!
これも日本人には苦手ですね、
態勢に殉じ自分の意見を言わない
この映画コメディで有りラブストーリでも有ります。
罰を受けるべき人はそのようになります。
ほのかに恋心を寄せるヒロインの幸せのためにPKがしたことは…
真実の宗教は慈愛、愛に尽きると思います。
日本でもロングランヒットを記録したインド映画「きっと、うまくいく」のラージクマール・ヒラーニ監督と、インド映画界のスターであるアーミル・カーンの再タッグ作。本国インドでは「きっと、うまくいく」を超える興行成績を記録し、全米公開もされた。留学先のベルギーで大きな失恋を経験したジャグーは、いまは母国インドのテレビ局で働いている。そんなある日、ジャグーは、地下鉄で黄色いヘルメットを被って大きなラジカセを持ち、あらゆる宗教の装飾を身に付けてチラシを配る奇妙な男を見かける。男は「PK」と呼ばれ、神様を探しているということを知ったジャグーは、男になぜ神様を探しているのか話を聞くのだが……。
これまで見た映画でもベストの1本にあげる人が多かった「きっと、うまくいく」。その監督と主演が再タッグを組んだ映画と聞けば、期待するなというほうが無理。そして本作はこの高いハードルを、軽々と越える快作コメディだ。
前作でも青春ストーリーの中に学歴主義や格差社会の虚しさなど、社会問題を練り込む手腕に唸ったものだが、今回鋭い光が当てられる問題は、宗教。それも、もろに真正面からぶつかっていく。なんという勇敢なチャレンジャーだろう。ヒンドゥ教や仏教、イスラム教などなどたくさんの宗教が混在し、日本とは比べものにならないくらい生活における宗教の比重が重いインドで、メディアが宗教を語るのは非常にリスキーなこと。ところが本作はインド人の(いや、地球すべての人たちの)宗教観を皮肉り、宗教の本質をシンプルにあぶり出して見せる。素晴らしいのはこれが、極上のマサラ娯楽ムービーという枠を少しもはみ出さずに成し遂げられているということなのだ。http://eiga.com/movie/81561/critic/
題名はETのオマージュらしい。
引用です。
成功のカギは、主人公を“天使”に設定したこと。文字どおりの天使ではないが、天から降ってきたPKは、地球のことは何も知らない。つまり地球の常識に縛られない、純粋無垢な存在だ。そんな彼がインドに降り立ち、あるモノを盗まれてしまったために神に祈ってみる。神様がたくさんいるインドで、大きな目をぎょろぎょろと見開きながら「なぜ?」「どうして?」と疑問をふくらませていくPK。カルチャーギャップや宗教ギャップから出た奇矯な行動で笑わせ、そのピュアな心で恋に落ち、ラストには真心を見せて観客の涙を誘う、「水から出た魚」キャラが効いている。
愚直なまでに真実を探求するPKは周囲を巻き込み、呆れさせ、魅了しながらさまざまなことを発見するのだが、その解釈が見事なまでにズバッと的を射ていて、すごい。たとえば「神様は2人いる」とPKは言う。創造主たる本物の神のほかに、人間が創り出して、お金を貢がないといけない偽の神がいる。偽の神を作った代理人(教祖とか神主、神父たち)が人々の願いを届けていない、つまり願いごとの「掛け違い」が起きているのだ、と。このあたりは無垢な部外者、PKでなければ言えなかっただろう。ちりばめた伏線を見事に回収しながらバキュンバキュンと世の不正やギモンを撃ち抜き、感動を呼ぶストーリーテリングは、さすがのひと言。この映画にこそ、神の愛を感じずにはいられない。
(若林ゆり)
神様を守らなくてもいい、神様は自分で何でもできる。
神様はやはり人間が創りだしたもの。
そのために憎み合うなんて。
最後沢山電池を持って帰るPK,その理由が泣かせます。