riboni5235’s diary

英国庭園、ミュージカルファン、親子・ペアのアメショー3匹と暮らしています.バラ栽培アンティークも大好きです。よろしくお願いします!

<span itemprop="headline">6年ぶりの正倉院展</span>

5年前に正倉院展に行く直前にドクターストップがかかり行けませんでした。チケットもゲットしていたのに。

鳥毛立女屏風 ( とりげりつじょのびょうぶ ) の公開の時も見逃し(泣)



ゆがみもなく美しい水差し漆胡瓶(しっこへい)

本年の正倉院展には、北倉(ほくそう)10件、中倉(ちゅうそう)29件、南倉(なんそう)22件、聖語蔵(しょうごぞう)3件の、合わせて64件の宝物が出陳されます。そのうち初出陳は9件です。例年通り正倉院宝物の概要がわかるような構成ですが、本年も宮内庁正倉院事務所による最新の調査成果を反映した内容に特色がみられます。また正倉院正倉の整備事業の完了を受け、宝庫や宝物の来歴を伝えるような宝物も出陳されます。 
 聖武天皇ゆかりの北倉からは、シルクロードの遺風を伝える名品として夙(つと)に有名な漆胡瓶(しっこへい)が、正倉院展では18年ぶりに出陳されます( ※ )。また鳥木石夾纈屏風(とりきいしきょうけちのびょうぶ)は、聖武天皇のお側(そば)近くにあった屏風で、花鳥を愛でた当時の宮廷生活が垣間見られる宝物です。 
 また、本年は聖武天皇一周忌斎会(さいえ)で懸吊された大幡(だいばん)(灌頂幡(かんじょうばん))に関連する宝物がまとまって出陳されるのも注目されます。大幡は総長13~15メートルに及ぶと考えられる巨大な幡で、多数の幡が法会(ほうえ)の場を華やかに飾ったと考えられます。今回は幡の本体、脚、脚先の飾り、芯に使われた裂(きれ)が出陳され、その全容が想像されます。 
 ところで、本年は多種多様な金工品が出陳されるのも注目されます。宝庫に伝わった奈良時代の銅銭、唐と日本の鏡、合金に用いられる金属のインゴットなどの鋳造(ちゅうぞう)に関係する品々、あるいは漆胡瓶と同じく平脱(へいだつ)技法が用いられた竽(う)、笙(しょう)、平脱鳳凰頭(へいだつのほうおうのかしら)などの装飾性豊かな器物類、そして目にも美しい様々な飾り金具など、金属と古代の日本人の関係にも思いを馳せていただければ幸いです。 
 このほか、素材の異なる3種の笏(しゃく)や、高度な技法で作られた象牙(ぞうげ)の櫛、近時の調査で染色材料が判明した愛らしい鳥形の飾りなど、天平の技と風俗にもご注目下さい。
※公開は、御即位20年記念特別展「皇室の名宝」(東京国立博物館 平成21年)以来、7年ぶり  


丸く張った胴部に鳥の頭を思わせる注ぎ口をのせ、 把手(とって) と 台脚(だいきゃく) を備えた水瓶。この器形はササン朝ペルシアで流行し、中国では西方を意味する「胡」を冠して「胡瓶」と称された。全体に黒漆を塗り、文様の形に切り抜いた銀板を漆の面に貼り付ける 銀平脱(ぎんへいだつ) 技法で山岳や鳥、鹿、蝶、草花などを表している。エックス線透過撮影により、細い板材を輪積みか巻き上げで形成した 巻胎(けんたい) 技法が用いられたことが明らかになった。
 高41.3cm 胴径18.9cm

作り方
木を切りぬく
粘土で形を作って焼く
細長い薄板を重ねる。



聖武天皇一周忌斎会(さいえ)で懸吊された大幡(だいばん)(灌頂幡(かんじょうばん))

小さいのに愛らしく目立っていた鳥形の飾りや
これも小さい綺麗な刀等が目立ってました。



上の画像は6年前の正倉院展
今回は最終日の月曜日なので並びませんでした。



このうち本館は、赤坂離宮迎賓館)などを手がけた宮廷建築家・片山東熊の設計により1894年明治27年)竣工したもので、明治期の洋風建築の代表例として国の重要文化財に指定されている。


(2010)に「なら仏像館」と名称を変え、仏像専門の展示施設として再スタート

2010年に鑑賞したので今回はパスして正倉院へ。

その前に美術館で一服




500円、おまんじゅうだけでも250円で販売してました。
外のテントの店では土産屋最終日なので値引きでした。





奈良と言えば鹿、
正倉院の付近でつのが保持された鹿も発見
見逃されたのかな。